SYNCHRONICITY’18で来日するアジアのバンドをチェックしてみた

Image from SYNCHRONICITY.tv

ひょんなことから開催を知った音楽イベント、SYNCHRONICITY’18。そこに出演するため来日する、アジアのバンドがどんな感じなのかチェックしてみました。


 

SYNCHRONICITY’18は、4/7(土)に渋谷のO-EASTやO-WESTなどのライブハウスを数カ所使って行われる音楽イベント。国内からはtoeやSpecial Othersのような人気のあるバンドから、bonobosやCHAIといった今をときめくバンド、そしてDEATHROやmilkcowといったパンク・ハードコアとゆかりの深いアーティストまで様々。括りとしてはインディペンデントな活動をしてるって感じなのかな。

そんなイベントに、数組だけアジアから来日するバンドを見つけたので、イベントのカラー的にも気になって、どんな音を鳴らすアーティストなんかをチェックしてみました。

 

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Elephant Gym

Photo from bandwagon

台湾スリーピースバンド。先日、アメリカのインディーレーベル、Topshelf Recordsとの契約を発表したから、バンド名を聞いたことある人も多いのでは。

テクニカルなベースを中心としたインストゥルメンタルバンドってことですが、2014年作でもうすぐTopshelfから再発されるアルバム”Angle”には、結構歌が乗っかってる曲もあります。マスロック寄りの音やけど、清々しいサウンドで、とっても気持ちいいです。

SYNCHRONICITY’18に出演するだけじゃなく、大阪公演もあるみたいです。

 

GDJYB

Photo from KEXP

香港出身の4人組バンド。マスロック×フォークミュージックってことで、自分たちのジャンルをマスフォークと読んでいるらしいですが、ムーディーで艶っぽい雰囲気を醸し出しつつキャッチーなのが聴いていて気持ちいいバンドです。

ちなみに、バンド名は雞蛋蒸肉餅っていう香港の伝統料理から来ているらしいですが、漢字とアルファベットやと受ける印象が全然違うのが面白いですね。

 

Moving and Cut

Photo from you2play

タイはバンコク出身のインディーポップバンド。レーベルに所属せず、プロモや販売を全て自分たちでやるDIYなバンドらしく、それでいて1stアルバムが即完したっていうすごいバンドみたいです。

もともとドリーミーな楽曲やけど、タイ語の歌が乗っかることで、さらにふわふわ度増してて気持ちいいです。ちょっと違うけど、Turnoverの新しいやつが好きな人とかは、ハマっちゃうかもです。




 

SYNCHRONICITY’18に出演する来日バンドは、おそらく上記の3組だけ。どのバンドも、出演する日本のバンドから想像できるイベントの色にピッタリハマってて、めちゃくちゃいいやん!ってなりました。

もともと好んで聴いて来た音楽がアメリカやヨーロッパ、そして日本の音楽やから、チェックする情報も必然的にそのあたりの地域の音楽になって、アジアの音楽に関しては全然知識がない自分。でも、ちらっと聴いただけでも、欧米の音楽とも日本の音楽ともまた違う独特の雰囲気があるし、もっとディグっていったら面白そうやなぁって思いました。

 

今回チェックしたバンドは、どのバンドも「ザ・インディー」って感じの音やったけど、もっとパンクよりの音やったり、エモよりの音やったりするバンドもいてそうやし、その辺を掘り当ててみたいなぁと思います。

まず中国語の勉強から始めようかなー。話せなくても、略字とか読めるようになったら、意味は分かりそうやしなー。

(関連記事: インドネシアでのライブの盛り上がりに度肝抜かれたって話 | PUNX SAVE THE EARTH -blog-)

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