海外にライブを観に行く計画を立てる方法

大学生になってから毎年のように海外にライブを観に行ってて、だんだん知見がたまってきました。

今年もアメリカにライブを見に行って楽しかったので、自分のノウハウを共有することで、同じように海外にライブを見に行って楽しい思いをする人が増えるといいなと思って、記事にまとめてみました。

 

もちろん、海外にライブを見に行くには、自由な時間とそれなりのお金が必要ですが、その両方が手に入る前提での紹介になります。

海外にライブを観に行くためにやるべきことを、実際に例を紹介しながら、スムーズにこなせる順番で紹介していきます。

 

1. 行きたいライブを見つける

まずは行きたいと思うライブを見つけてモチベーションを作ります。というか、これがないと海外に行く意味がないですよね。これは絶対に観たいと思うライブを見つけます。

自分の場合は、観たいと思うバンドがたくさん出ているフェスにいった経験が多いんですが、それ以外にも、観たいバンドの複数のライブが同じ地域で近い日程で行われるっていうのも、海外に観に行こう!っていうモチベーションになった経験もあります。

この記事では、例として、来年の2月にアメリカの西海岸で行われる下の2つのライブにフォーカスして紹介していきます。ちなみに、下の2つは、もし予定さえあえば観に行こかなって一瞬思ったやつです(残念ながら行きません)。

2018/2/22 @Great American Music Hall, San Francisco, CA
Lemuria / The Hotelier / Jeff Rosenstock

Image from Facebook

2018/2/25 @Bottom Of The Hill, San Francisco, CA
Tiny Moving Parts / Mom Jeans. / Oso Oso

Image from Facebook

 

2. ライブのチケットを買っちゃう

行きたいライブが決まったらいつも自分がやること、それは、先にライブのチケットを買っちゃうってことです。

理由は簡単。行きたいなぁと思ってるだけでは、結局実現できない可能性が高いので、チケットを買ってしまうことで行かざるをえない状況へと自分を追い込んでしまうのです。表現は変ですが、この段階でチケットを買うのは、結構大事だと思っていて、なんならこの部分こそが、海外にライブを行く方法の自分のノウハウの全てといっても過言ではありません。

海外のライブのチケットは、高くてもせいぜい25ドルとか30ドルなので、日本で大手呼び屋が関わっているライブと比べるとお手軽ですし、仮に行けなくなってしまったときも、ダメージがそこまででかくないってのも、先にチケットを買っちゃえる理由ですね。

チケットの買い方ですが、自分はライブを観に行くアーティストのFacebookからチケットを買うことが多いです。

たとえば、上で紹介した2/25のTiny Moving Partsのライブのチケットを買う場合、Tiny Moving PartsのFacebookにアクセスして、ページ左のタブからTour Datesを選択します。すると、Bandsintownっていうサービスが提供してるツアー日程表が並ぶので、そこからチケットをクリックして流れに従っていくと、最終的にチケットを購入できるページへ到達します。

Image from Facebook

チケット購入には、大抵の場合クレジットカードが必要になります。海外にライブを観に行くと決めた時点で、旅行中にも使うことになると思われるクレジットカードは、契約しておきましょう。

チケットの受け取り方法としては、いろんなオプションがありますが、「Will Call」を選択しましょう。これは、手数料が一番安いだけでなく、日本のライブハウスでいうところの「取り置き」みたいなシステムで、ライブハウスに出向いて入り口で名前を伝えると、チェックリストから自分の名前を探してくれて中に入れるので、とてもお手軽です。

 

3. ざっくりした旅程を立てつつ旅行の日程を確定する

さぁ、チケットを買っちゃったならば、もう行くしかないって気持ちが自分に芽生えてきます。でも、ここで焦ってはいけません。まだまだ楽しい時間です。チケットを購入したライブを主軸に据えて、旅行の日程を決めていきましょう。

社会人になった今は、最大でだいたいどれくらい連続で休みを取れるかなぁなんてことを念頭に置きながら日程を考えることが多いですが、ここで一番大事にしたいのが、他にも観たいライブがないかを探すことです。だって、せっかく高いお金を払って海外に移動するんやもん、たくさんのライブを観れた方がいいに決まってます。

もちろん、ヨーロッパとかみたいに、ライブを観に行くついでに観光も楽しめるような場所なら、観てみたい観光スポットをとかも考慮して旅程を組んだらいいと思うんやけど、少なくともアメリカはできるだけたくさんのライブを探すことをおすすめします。

 

さて、じゃあ、すでにチケットを買った以外のライブをどうやって探すかですが、まずはこのアーティストのライブが観たい!と頭に浮かんだアーティストのライブ情報を片っ端からチェックします。ツアー日程のチェックは、やっぱりFacebookページが便利。Tour Datesのページを用意してるアーティストがほとんどなので、考えている旅行日程におさまりそうなライブをピックアップしていきます。

その次に試したいのが、上でも紹介したBandsintownというサービス。こちらは、海外だとほとんどのアーティストが登録していて、自分たちのライブ情報を載せています。bandsintownを使うにはスマホアプリをインストールするのがおすすめ。日程や地域、ジャンルなどから絞り込んで検索できるので、自分の旅程に合うライブ情報が見つけやすいんです。

 

上の方法で、実際に例にあげた日程でライブを調べてみると、以下のようなライブ情報をゲットしました。Dead To Meの地元でのライブは絶対に観たいし、Japanese Breakfastの出るイベントも気になる、Mile TeethとSingle Mothersも出来たら観たいし、この日に現地に到着してライブを見れる飛行機があればそれを予約しよう、みたいな感じで決めていきます。

2018/2/18 Typsetter @924 Gilman Street Berkeley, CA
2018/2/20 Milk Teeth / Single Mothers / Enter Shikari @Slim’s San Francisco, CA
2018/2/21 Japanese Breakfast @ Noise Pop Festival 2018 (Gray Area Theater) San Francisco, CA
2018/2/23 Dead To Me / Western Settings @ Brick And Mortar Music Hall San Francisco, CA
2018/2/27 Neck Deep / Speak Low If You Speak Love / Seaway @The Regency Ballroom San Francisco, CA


 

4. 休暇を確実なものにする

自分の場合、ここで初めて休暇を確実なものにするべく動きます。学生のころは、研究室の先生に相談したり、バイトを調整したり。んで、社会人になってからは職場の上司に相談(というか宣言)したり、自分の仕事のスケジュールを調整したり。

いやいや、ここが一番ハードル高いやんって思う人も多いかもしれませんけど、こればっかりは「確実なものにする」と書くほかないです。もし、勇気が出なくて休暇を確実なものにできないって人がいたら、先に航空券を買っちゃって、取り返しつきませんよっていう状態を武器に、職場の人やバイト先の人と交渉するのもありかもです。

 

5. 航空券を購入する

さぁ、いよいよ航空券の購入です。ほとんどの場合、海外にライブを観に行くための一番高い買い物が航空券になるので、ここの工程が一番心理的ハードルの高い部分と言えるかもしれません。

それこそ、最初のうちは、「他にもっと安い航空券はないか」とか「乗り換え時間はこれで十分なのか」とか、「こんな遅い時間に到着して、向こうについてからの移動は怖くないか」とか、本当にいろんなことを考えてビビって、なかなかチケットを変えないでいたら、最初に買おうと思ったチケットが売り切れてしまった、みたいな経験もありました。

でも、慣れた今では、航空券を購入したらいよいよだなっていう気分になるので、かなり楽しい工程です。「こんな高いお金を払ったんだから、絶対に休暇は確実に取れるよな」みたいな感じで、自分の中で休暇を正当化できる手段にもなってるし。

 

自分が航空券を購入するときに使うサイトは、トラベルコというサイトです。このサイトは、たくさんの会社が扱う航空券の情報を一気に検索できるサイトで、もしかしたら他にも似たようなサイトやもっと安く変えるサイトがあるんかもしらへんけど、使い慣れてるのと実際に使いやすいから、ずっとここを使ってるって感じです。

ずっとこの記事で紹介してきた例でいうと、2018年2月20日の昼ぐらいにサンフランシスコに到着して、2月26日の朝ぐらいに向こうを出発するスケジュールが良さそうやから、それで航空券を検索してみます。

この記事を書いてる時やと、最安値78,300円から出てきましたね。航空会社やスケジュールがいろいろ並ぶなか、自分が購入するなら下の画像に貼ったやつですね。

Image from トラベルコ

自分が航空券を選ぶ基準は大きく2つ、値段とスケジュールです。

値段に関しては、できるだけ安いものを購入する、これに限ります。航空会社の違いによるサービスの良し悪しを考えて、多少値段が高くなっても特定の航空会社を選ぶ人もいると思うけど、自分はまだそこまで大人ではありません。

もう一つ、スケジュールに関しては、以下に早く帰れるかを結構念頭に置きますね。上の画像をみるとわかるように、帰りの飛行機の出発時間が朝の5時とかなり厳しい時間になってるけど、この便にすることで日本には火曜日に帰れる。すると、水曜日から働けるんですよね。変に同じ日の昼頃出てしまうと、日本に着くのが水曜日になってしまって1日無駄になってしまうことがあるので、できるだけ早く帰れることを考えて航空券を買うことが多いです。

 

ちなみに、同じ航空会社でも航空券の値段が異なる理由は、そのスケジュールにあります。もちろん、ゴールデンウィークや夏休みは値段が高いみたいな大きな枠でみたときの値段の違いもあるけど、気をつけないといけないのは、出発時間や到着時間、乗り換え時間の違いによる値段の違いです。

「安いからこれでええやん」と思って、旅程をあまり詳しく見ずに航空券を買ってしまうと、乗り換え時間がめちゃくちゃ長かったり、逆にめちゃくちゃ短かったり、到着時間が嘘見たいな深夜やったりするので気をつけましょう。基本的に出発時間が早い、到着時間が遅い、乗り換え時間が極端に長いもしくは短い場合、航空券の値段は安くなる傾向にあります。

 

6. 細かい旅程を立てつつホテルを予約する

最後の工程となるのが、宿の予約。これさえ決めてしまえば、あとは飛行機に乗ってライブをみるだけなので、パパっと終わらせてしまいたい工程なんですが、ライブハウスの位置や交通の便、治安などいろんなことを考慮しながら決めないといけない、ハードルの高い工程だったりもします。

海外旅行に慣れてから航空券の購入はすぐに決済ボタンを押せるようになったんですが、ホテルに関しては、今でも、「ほんまにええんかな」とビビリながら決定することが多いです。

ホテルを決定するにあたって、まずやるべきことは、Google Mapを開いて、行く予定のライブハウスにピンを立てて行く作業です。ライブの帰りっていうのは遅い時間なので、できればライブハウスから近い場所に宿を取って置きたいところ。タクシーを使うことなく、公共交通機関を使ってお金を節約したい自分にとっては、ライブハウスから簡単に帰れる位置を選ぶってのは、かなり重要なことなんです。

かなり見辛いですが、実際に今回例として紹介してきた5つのライブハウスに水色のピンを立てた結果が、以下の画像です。

 
この準備が整った上で、ホテルを探すサイトにアクセスします。自分はExpediaを利用することが多いですが、他にもBooking.com、トリバゴのように、いろんな地域のホテルが簡単に検索できるサイトはいくつもあります。

ホテルに関しても料金を優先することが多く、地域と日程から検索したあと、値段の安い順番にホテルを並べます。そのあとで、良さそうなホテルを見つけて、さっき用意したGoogle Mapに気になるホテルの住所を入れて検索し、ピンを立てたライブハウスからアクセスしやすそうかを調べていきます。

今回の例でいうと、ミナホテルというホテルが値段も安く綺麗そうなので、そこに決めたいなと思って画像を貼ったGoogle Mapに当てはめて検索してみました。

一番遠いのは、Japanese BreakfastのライブがあるGrey Area Theaterという場所なので、そこからホテルへの終電をGoogle Mapの「経路」の機能を使って調べてみます。

 
その結果、上の画像にもあるように、「夜中3時ぐらいまで公共交通機関を使って帰れそう。しかも、その所要時間は20分ほどなので、最悪タクシーでも、そこまで高くならない。」となりました。他のライブハウスには近そうだし、何よりサンフランシスコの中心部にありそうなので、今回の例で紹介してきた旅程を計画するなら、間違いなく自分はこのミナホテルを予約しますね。

ちなみに、地域や予約する時期によっては、ホテル代が高くなる場合もあるので、そんなときにおすすめなのがAirbnbの利用。いわゆる民泊として知られるサービスですが、誰かの家に間借りして滞在するだけでなく、アパートを丸々貸切で利用することもできるので、ホテル代が高い時はおすすめです。


 
以上、長々と海外にライブを見に行く計画を立てる方法について紹介しました。実際に例としてスケジュールをあげて紹介したので、グダグダな文章やけど、ある程度わかってもらえたんじゃないかと。

かなり面倒臭い思いをしてこんな記事を書いたのは、海外にライブを観に行ってみたいっていう人の心理的ハードルを、少しでも下げられたらなと思ったからです。海外にライブを観に行くって、金銭的にも時間的にもなかなか大変なことやのに、「言葉が通じなかったらどうしよう」とか「治安は大丈夫なんかな」とか考えてしまうことは多いし。だから、せめて、「どうやって計画立てたらええねん!」っていうハードルを下げれたらなと。

 
特に、この記事を読んで実際に海外にライブを観に行く計画を立てて欲しいなって思うのが、時間的に余裕のある大学生。もし、親にお金を払ってもらって大学に行かせてもらってて、なおかつ自由にバイトとかさせてもらってるなら、そんな恵まれた状況を無駄にしたらだめだと思って、ぜひ海外にライブを観に行って欲しいです。あ、もちろん、海外に行ってまでライブを観たいと思うぐらい音楽が好きな人っていう前提ですが。

この記事が誰かの役に立ちますよーに!!!

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.




CAPTCHA


Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.