パンクオーラマ2018

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残念ながら、そういうタイトルのコンピが発表されたわけではありません。そういうタイトルを付けたくなるまとめ記事です。

パンクオーラマとは、Epitaph Recordsが1994年からリリースしていたコンピレーションシリーズの名前。2005年にvol.10がリリースされるまで、実に20年以上続きました。

自分はリアルタイムで購入してた世代ではないけど、ブックオフに行くとコンピレーションのコーナーに絶対と言っていいほど売ってあって、持ってないシリーズがあれば、とりあえず購入してました。自分にとって、いわば洋楽パンクの教科書みたいな存在のコンピです。

んで、今回、そのパンクオーラマをタイトルにして紹介したい内容が、パンクオーラマに収録されていたベテランのメロディックパンクバンドが、最近になって新作のリリースを相次いで発表したってことです。

毎月、Punknews.orgのReleaseのタブをチェックしてるんやけど、Marchのリリース作品の並びをみて、びっくりしちゃったよね。ってことで、パンクオーラマに過去に参加していたバンドで、新曲や新作リリースを発表したバンドを紹介していきます。

 

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Pennywise

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最初のパンクオーラマから参加している、ベテラン中のベテラン。今月末にWarped Tour Japanで来日するんですよね。4月にリリースされるアルバムから公開された曲、ペニーワイズすぎて笑けます。バンドのことを知ってる人は、初めて聞いてもサビのコーラスシンガロングできるやつです。アルバムタイトルも”Never Gonna Die”とか最高か。

 

Zeke

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まさか2018年にこのバンドの名前を目にすることになるとは、と思ってテンションあがりました。ガレージスラッシュハードコアパンク代表、Zeke。パンクオーラマのvol.4に収録されてるTwistedが大好きすぎるんですが、今月末にリリースされるアルバムから先駆けて公開されてた曲も、その匂いを引き継いでてテンションあがりました。

 

No Fun At All

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Zekeと同じくらい、2018年に新曲が聴けるとは思ってなかったバンド。確かパンクオーラマに入ってるリーフレットに、スウェーデンのBad Religionみたいな紹介がされてたと思うんやけど、曲の金太郎飴具合で言うと、スウェーデンのPennywiseが正しい表現では、と今になって思うよね。パンクオーラマに入ってる曲やと、vol.8に入ってるLose Another Friendが記憶に残ってます。

 

Satanic Surfers

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No Fun At Allと同じくスウェーデンのメロディックパンクヒーロー。来日とかもあって、現役バンドのように感じてる人もいるかもやけど、普通に考えてニューアルバムリリースはヤバいですよね。パンクオーラマのvol.5に入ってるWhat Everで知って、え、これドラム叩きながら歌ってんのと衝撃受けたことを覚えてます。今の編成では、一時期ドラムボーカルを務めたロドリゴさんは、ピンボーカルみたいですねー。

 

今回挙げたバンドは、本当にコテコテなバンドばっかりで、もしかしたら若い世代の人には1ミリもいいと思ってもらえないかもしれないですね。でも、パンクオーラマは自分にとって青春で、そこに収録されてたバンドたちが、自分が30を迎えようとしているタイミングでまだ新作をリリースするってのが感無量なんです。

パンクオーラマがどれくらい自分に影響を与えたかは、過去ブログで友達のきりぬとの対談で詳しく語ってるので、興味のある人は読んでみてください。そういえば、彼もこの記事とおんなじような内容のブログ記事(コチラ)を一足先にアップしてましたね。

(関連記事: [Sappy Bullshit] きりぬとの対談 パンクロックへの入り口編 -その3- | PUNX SAVE THE EARTH -blog- (old))


 
あと、インディーやエモが好きな人も、もしかしたらパンクオーラマは通ってなくて興味ないのかなって思うけど、ボストンのSave Endsは、PunkORama 30って名曲持ってるからね。きっと彼らもパンクオーラマを聞いて育ったんでしょう。

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