個人制作の非公式ミュージックビデオという考え方

 

最近、新曲のプロモーションにはミュージックビデオを作るのが当たり前みたいな雰囲気になっていますが、ミュージックビデオを作るのって結構時間もお金もかかりますよね。

今回は「個人が作った非公式のミュージックビデオって意外とありじゃね?」っていうお話です。

 

そんな風に思ったきっかけは、1ヶ月ほど前に公開されたPinegroveの非公式ミュージックビデオを見て。非公式って何やねんって思われるかもですが、ちゃんと”Unofficial Video”って書かれてます。

おそらくスマホで撮影されたであろう映像のクオリティーのビデオ。ただ、ストーリー性もなく、人生における「浮き」の部分と「沈み」の部分が交互に出てきて、Pinegroveのエモーショナルな音楽と相まって、ぐーんと感情を動かします。

 

DIYな活動をするバンドにとって、ミュージックビデオを撮るってことは、めちゃくちゃ大変なことやと思う。時間的にもお金的にも。

最近は、ライブ映像を撮影する(してくれる)人も増えてきていて、その映像を使ったミュージックビデオってのも増えてきてる気がするけど、それでも編集する手間とか考えると大変。やっぱり身の回りに映像に強い人がいないと、なかなか作り上げるのが難しかったりする。

 

でも、上みたいなビデオやったら、個人が撮影して編集したビデオに曲だけを提供すればいいだけやし、たとえバンドの方針や意向と違ったとしても、”Unofficial”という言葉をつければ解決できてしまう。

だから、ミュージックビデオを作りたいけど、身の回りに映像に強い人がいないっていうバンドは、一般に公募して、上記のようなビデオを作ってもらうってのんもありなのかなぁって、そんなことを思って記事に書きました。

 

まっ、本当は大好きなPinegroveの曲は、何かしらの理由をつけて紹介したかっただけなんやけど。

あと、上記のテイストのミュージックビデオやったら、Allison Weissの”Wait For Me“っていう曲のビデオも大好きです。こっちはオフィシャルビデオやけど。




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