2025年のベストアルバム10選

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2025年の個人的ベストアルバムを紹介する記事を書きました。

すっかり2026年になっちゃいましたが、ディグの参考に役立ててもらえると嬉しいです。

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Swimming “Old”

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カナダの3ピースEmoバンドによる2ndアルバム。1stアルバムの頃はもっとマスロックよりのアプローチやったし、所属してる No Funeral Recordsはスクリーモバンドが中心のレーベルやしってことで、シーンからの注目度がそこまで高くなかったのかなと思うんですが、自分はドンピシャでとにかく聴きまくりました。

Midwest Emo や Pop Punk と呼ぶのがふさわしいであろうキャッチーな楽曲にキラキラとしたギターのサウンド、そしてなにより大合唱スタイルなのがいいですね。収録曲数は9曲とフルアルバムにしてはちょっと物足りない感じはありつつも、楽曲の幅は広くて意外にも満足感の高い作品です。

Liquid Mike “Hell is an Airport”

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ミシガン州の Indie Rock / Power Pop バンド、Liquid Mike による6枚目のフルアルバム。2023年、2024年に続いて3年連続でフルアルバムをリリースできちゃうって凄すぎるんやけど、「結局これなんですよね」な聞いててきもちいいエッジーなパワーポップが次から次へと溢れてきて、本当にありがとうございます。

Do It Later “Feeling Spent”

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日本でもお馴染みのフランス出身マスロック、TotorroのメンバーによるポップパンクバンドがこのDo It Later。セルフレビューで Biink-182 や The Story So Far からの影響を挙げているようにとびきりキャッチー、それでいてマスロックバンドを普段やっているメンバーだからこその骨太な構成やサウンドがめちゃくちゃカッコよくて。

伸びやかな歌声や90’sのメロディックパンクからの影響など、最近めっきり聞かなくなってしまったモダンな Pop Punk とは違う特徴があって、元気を出したいときによく聞いてました。

Good Luck “Big Dreams, Mister”

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インディアナ州の Indie Pop バンド Good Luck による復活作。大好きなバンドだから、ちょこちょこライブやってるなーとかチェックしてて、あ、今年はThe Festにも出るのねってなったタイミングで新譜も出るなって、その情報だけで最高にブチあがりました。

で、しっかり内容も最高で嬉しい限り。ほんわかした雰囲気なのにちょっぴりクセのあるメロディーっていう唯一無二のGood Luck節が発揮されていて、聴けば聴くほど味がしてくる作品です。

Turnstile “NEVER ENOUGH”

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DIYなハードコアパンクシーンから飛び立ち、完全にオーバーグラウンドを飲み込んだ感のある Turnstileの最新作。いろんなメディアの年間ベスト記事的なので、そこまで評価されてないように思ったんやけど、実際のところみんなどうなんでしょう。

新譜が出る前のティーザーがカッコ良すぎて、勝手にハードルが上がりすぎちゃった感はあったけど、間違いなく新しいロックの形を提示してくれてるし、自分はめちゃくちゃ好き。この前、GUの店内で普通に”Seein’ Stars”が流れててブチあがりました。

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Alien Boy “You Wanna Fade?”

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ポートランドを拠点に活動する Emo / Alternative Rock バンド Alien Boy の3rdアルバム。「Fountains of Wayne や Oasis がシューゲイズを始めたよう」っていう説明はマジで見事で、現行のシーンのトレンド最前線にあるようなシューゲイズ、エモ×パワーポップみたいな要素と、大きなステージで演奏する90年代のロックバンドのようなサウンドが見事に融合したバランス感がめちゃくちゃ気持ちいいんです。

かつての生活や自分と向き合い苦しみながらも前に進んでいこうとするアルバムに込めたテーマが、切なさと力強さとが同居するサウンドに見事に反映されているのも好きなポイントですね。

Charmer “Downpour”

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ミシガン州の Emo / Melodic Punk バンド Charmer の5年ぶりとなる3rdフルアルバム。1stの頃は甘酸っぱい青春全開のサウンドでしたが、今作では90年代〜00年代初期のメロディックパンクやエモからの影響も感じる成熟したサウンドになっていて、リリースしたときの自分のフィーリングにピッタリ合う作品だったのでよく聴きました。

Stereogum や Brooklyn Vegan の記事を読むと、メンバーの何人かが親になったことも、サウンドやアルバムで扱うテーマの変化に影響していることが書いてあって、それで余計にこの作品が好きになった感じもあります。

Speedway “A Life’s Refrain”

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ストックホルムを拠点に活動するハードコアバンド Speedway の待望の1stアルバム。自分が一番熱心にハードコアをディグってた2010年代前半の頃のようなワクワク感のあるサウンドに激ハマりしました。

うねりが目に見えるかのように届けられるグルーヴ感、アクセントに添えられるメタリックなギターなんかも最高。歌詞の面では、個人的な葛藤や孤独感に焦点を当てながらも、それをどう乗り越えるかを内省しているところに、ユースクルーバンドならではのポジディブさを感じます。

Title FightのNedとBenがプロデュースを務め、ゲストにはEkuluやViagra Boysのメンバーが参加。インタビューで「これまでの集大成」と語られていたのも納得の、圧倒的な完成度が眩しすぎる作品です。

Gumm “Beneath the Wheel”

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テネシー州のハードコアパンクバンド、Gummの2ndアルバム。リリースが Convulse Recordsってことだけで間違いないっしょと思って聞いたら、やっぱり間違いなかったです。エネルギー全開で泥臭く突っ走る感じなのに、メロディックなギターがいい具合にオシャレさを醸し出していて、そのあたりのバランス感が自分好み。ライブがどんな感じかは動画では知りたくなくて、敢えて YouTubeとかで観ないようにしてます。

wakelee “Doghouse”

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フルアルバムだけでは10枚を選びきれなくて、最後はEPからの選出。ブルックリンを拠点に活動する Emo / Indie Rock バンド wakelee の5曲収録EPです。爽やかで温かみのあるメロディーから感じられるのは、圧倒的な切なさ。メロディーの感じだけで言えば Hopeless Records みたいなとこから音源リリースしててもおかしくないのに、DIYに活動してて、地下室感が香る感じとかも好きです。

 


最後に。今回紹介したアーティストのうち、Liquid Mike、Good Luck、Charmer、Alien Boyは、自分の運営するディストロサイト「Pajammin Distro」で音源を取り扱っています。紹介したような音源が好きな人は、ぜひストアを覗いてみてください。

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