2024年に新しい音源のリリースが期待されるアーティストの中から、個人的に楽しみなアーティストを紹介する記事です!
Liquid Mike
ミシガンのインディーロック/パワーポップバンド。2023年にセルフタイトルアルバムをリリースしたばかりですが、今年もアルバムリリースが決まっていて、この記事を書いているすぐ後、2/2にはリリースされます。
バンドの存在を去年知ったばかりながら、すっかりハマってしまっているので、当然新しいアルバムが楽しみ。今をときめくバンドながら、すでに Guided by Voices や Built To Spill、Superchunkのような安定感さえ感じられるのが魅力です。
Macseal
ニューヨークの Emo / Indie Rock バンド。先日、Counter Intuitive Records との契約を発表し、時期は不明ながら今年中のアルバムリリースを発表しています。
前のアルバムは2019年リリースってことで、当然音楽性が変化するだろうと思っていて、それがどのようになるのかが楽しみ。優しい雰囲気で包み込んでくれるような楽曲に期待です。
Barely Civil
ウィスコンシン州の Emo / Indie Rock バンド。3/22 に Take This To Heart Records より3枚目となるアルバム “I’d Say I’m Not Fine” をリリースする予定です。
DIYシーンで活動する他の Midwest Emo に括られるようなバンドとは少し違って、Taking Back Sunday、Say Anything、Real Friends いったメインストリーム寄りの Emo / Rock バンドのようなキラキラ感もあるのが、このバンドの魅力。先行公開されてる “Coasting Mostly”って曲を聞けば、それが伝わるはず。
Carpool
ニューヨークの Emo / Pop Punk バンド。先日、SideOneDummy Recordsとの契約を果たし、3/22 にアルバム “My Life In Subtitles” をリリース予定です。
同じ作品の中でも異なるテイストの楽曲が収録されているし、作品ごとにも毛色が異なるバンドなので、新しい音源もどうなるのか読めないのが楽しみポイント。いわゆるモダンポップパンク的な音楽は、年齢を重ねるとともに、正直しんどくなってきたところもあるんですが、このバンドならワクワクして聞けちゃいます。
Cheem
5th Wave Emo 世代を代表するコネチカット州のミクスチャーロックバンド。正式な音源リリース情報は発表していませんが、前作が2022年リリースだったのと、積極的な活動スタイルを考えると、今年新しいアルバムが出てもおかしくないかなって思っています。
聞けば難しいこと考えずに体揺らしちゃう音楽なのが最高。先日公開された新曲 “Fake Fans” は、もはや Pop Punk でも Emo でもなくて Cheemっていうジャンルって感じの楽曲でしたね。Origami Angel や Just Friends が好きな人は要チェック!
Sheer Mag
フィラデルフィアの Punk Rock バンド。しばらくアクティブじゃない期間がありましたが、カムバックしてくれて、3枚目となるアルバム “Playing Favorites” を 3/1 にリリース予定です。
演奏のクオリティが高すぎる楽器隊が魅力の一つだっただけに、メンバーが一人抜けたっぽいのは少し残念ですが、先日公開された新曲 “Moonstruck” では、もはや様式美とも呼べる Sheer Mag 節が炸裂していたので、シンプルに新しい作品が聞けるのが嬉しいです。
Origami Angel
ワシントンDCの2ピーステクニカルロックバンド。毎年ハイペースで新しい音源をリリースしていますが、今年も何かしらのリリースがあることを、所属レーベルである Counter Intuitive Records が発表していました。
実験的なリリースが多いのもこのバンドの魅力で、去年は全編ハードコアを集めた作品を出したり、その前には Chill Chiptune テイストの作品もリリースしてましたね。もはやバンドの遊び心のファンみたいなところがあるので、次はどんな驚きをくれるんだと楽しみにしています。
Turnstile
メリーランド州の Hardcore Punk バンド。まだ正式な音源なリリースの発表はありませんが、バンドのステージを一気に押し上げたアルバム “GLOW ON” のリリースが2021年なので、もうそろそろ次の作品あるんじゃないかって期待してます。
次の作品、どう攻めてくるのかが一番楽しみなバンドと言えるかもしれませんね。コーチェラに出演したり、グラミー賞にノミネートされたりと、アンダーグラウンドとメインストリームを行ったりきたりしているヒーローだけに、ハードル上がりすぎちゃってる感じもありますが、まぁヒョイと超えてくるんですよ、きっと。
Gladie
フィラデルフィアの Indie Punk バンド。新しい音源のリリース発表はないですし、全く期待できないぐらいマイペースな活動していくバンドなんやろうなーってずっと思ってたんですが、先日 The Menzingers、Prince Daddy & The Hyena とのUKツアーを発表していて、あれ、これはもしかしたらあるかもなと期待しちゃうようになりました。
もともと2人組ユニットだったのが5人のバンド体制となって、2022年にアルバム “Don’t Know What You’re In Until You’re Out” をリリースしたんですが、これが名盤すぎて。自分の中でのインディーロックとパンクロックのちょうどいいバランス感がこれなんです。できるだけ多くの人に知ってほしいアルバム & バンドです。
Bad Moves
ワシントンD.C.の Indie Rock / Power Pop バンド。こちらも正式なリリースの発表はない状態ですが、前作が2020年リリースなので、もうそろそろ何かしらあるかなと。
昨年の年末にリリースされたホリデーソング “New Year’s Reprieve” が秀逸すぎて、年末年始は結構な頻度でリピート再生していました。とびきりご機嫌なサウンドに、とっても切ない歌詞を載せちゃってる感じがイケてます。
まだ正式に音源リリースが決まっていないバンドも含めて、今年リリースが期待される中から特に楽しみな10個のアーティストを選んで紹介してみました。
最近では事前告知もない状態でのサプライズリリースみたいなのも増えてるし、今年もそういう驚きが何回かあるんじゃないかと思います。あとは 2023年でいう Crime In Stereo みたいな驚きも期待したいところですね!