いよいよ今週末に開催が迫ったWarped Tour Japan 2018。今発表されている情報を元に思ったことを、正直に書いてみました。
思てたんと違う
2008年のM-1で笑い飯の西田が放った伝説のコメント。そう、「思てたんと違う」です。これに尽きるかなと。
その感想は、第1弾のアーティストとしてKorn、Prophets of Rage、Limbizkitの3組が発表された時点で、自分の中に生まれたもの。同じことを思った人も多いと思う。
やっぱりWarped Tourって言ったら、メロコア全盛期やった90年代の頃の一番盛り上がってた時代のイメージがあるし、この時代にヘッドライナーとしてBad ReligionやNOFXといったベテランバンドを呼び続けてたPunkspringの後続のイベントってなったら、やっぱりその路線を期待しちゃってたよね。
(関連記事: 日本にWarped Tourが上陸する噂についてまとめてみた | PUNX SAVE THE EARTH -blog-)
でも、よくよく考えたら、ここ数年の本場アメリカのWarped Tourのメンツも時代のニーズに合わせて変化してるし、Warped Tour時代が、アメリカでの大規模なツアーから各地域にローカライズしたイベントへとシフトして行こうとしてる中、日本でお客さんが集まらないイベントをやっても意味ないもんね。
やっぱりラウドロックっていう独特なジャンルがある日本において、国内で人気のあるバンドとの親和性がいいヘッドライナーを選ぶようなぁって、納得しちゃいます。
でも、コンセプト面みたいなところは、思てたんと違うし、あんまり納得できない。やっぱり、本家Warped Tourって行ったら、若い人たちのためのイベントで、だからチケット代も安いのに、Warped Tour Japanはチケット高すぎる。。。
行くなら日曜日だけって人多くなりそう
こういう大きなフェスって、2日間開催とかやったら、うまくお客さんがバラけるようにラインナップを調整したりしてそうやのに、Warped Tour Japan 2018に関しては、明らかに日曜日の方にイケてるアーティストが固まってる気がします。もちろん、自分の趣味に基づいた感想です。
Link : Timetable | Vans Warped Tour Japan 2018
めちゃお金かかってそう
上で説明したように、「思てたんと違う」という感想を抱いてしまった自分は、その時点でこのイベントには行かないだろうなぁってことが分かってしまってて、そこからあまりラインナップをチェックしてなかったんやけど、この記事を書く上で改めて見返してみて思った感想、それが「めちゃお金かかってそう」ってこと。
海外バンド、さすがに大物ばっかり呼びすぎじゃないのって心配になります。まぁ、だからチケット代も高くなっちゃうんやろうけど。
なんとか成功してほしい
こういうイベントをきっかけに、パンクとかハードコアが好きになって、どんどん自分で音楽をディグって、ライブハウスに足を運ぶような人が出てくるかもしれないってのが、そう思う理由。かくいう自分も、高校生の時に第1回のパンクスプリングに行ったのが、パンクロックのライブにたくさん行きたいと思ったきっかけやったから。
今年が失敗に終わったら来年がなくなるかもしれないし、今後よりいいイベントになっていく可能性も含めて考えて、なんとか成功してほしいです。
Vans Warped Tour Japan 2018は、3/31(土)と4/1(日)の2日間に渡って、千葉県の幕張メッセで開催されます。イベントに参加する人は、ビデオの兄貴ばりに靴紐しっかり結んでパーリーハードしてください!
Link: Vans Warped Tour Japan