自分は公開された日にすぐ観ました。Twitterのトレンドで知って。
THE FIRST TAKEって日本発のコンテンツやから、海外アーティストが出るんやーっていう驚きももちろんあったけど、それよりもイントロのつぶやくようなパートがアコースティックでも聴ける驚きの方が大きかったですかね。
やっぱりカッコいい歌声やし、聴けばすぐに青春時代を思い出すような名曲なので、途中で飛ばさずにがっつり聴き入っちゃいました。
動画を見終わって、THE FIRST TAKEってカラオケ文化の日本やから出てきたコンテンツやろなぁ、海外やったらAudiotree Liveやもんなぁとか、そういえば洋楽を聞き出した頃、カラオケでアヴリルもよく歌ってたなーとか考えてたら、ふと、「カラオケ文化からの忌避」が今の自分を作ってるよなぁってことに気付きました。
ラジオのランキング番組で The Offspring の “Hit That”、SUM 41の “Still Waitng”、Good Charlotte の “Lifestyles of the Rich & Famous” (なぜか “The Anthem”じゃなかった)が同時期にランクインしてたおかげで、洋楽パンクにハマった高校1年生。当時、イケてると思ってた遊び方といえばボウリングとカラオケやったけど、パンクにハマればハマるほど、カラオケってなんか違うよなってなって、だんだん行かなくなったんですよね。
そのおかげで、自分と同じ年代の人なら必ず通ってるであろう Def Tech や RADWIMPS、フジファブリックあたりをまったく通過してなくて。代わりに Epitaph Records や FAT WRECK CHORDS 周辺ばかりをディグって聴いてました。
パンクロックに影響を受けた結果、どうしても大衆受けみたいなモノや考え方から距離をとっておきたくなる性格になってしまったんやけど、その始まりが「カラオケ文化からの忌避」やったんやなぁって気づいて面白かったので日記を書きました。
パンクロックのおかげで助けられてることもたくさんあるし、今の人生は大好きやけど、一方で損してることもめちゃくちゃあるよなぁって、ふとしたとき思うんですよね。まぁ、こればっかりはどうしようもないんですけど。