2024年にリリースされた曲のなかで、好きな曲を集めて作ったプレイリストの紹介。
1アーティスト1曲ずつで、全83曲のフルボリューム。ランダム再生にしてディグにご活用ください。
ここからは、特に印象に残っている曲をいくつか紹介します。
Stay Inside “A Backyard”
厳密にいえば曲が公開されたのは2023年なんですが、今年セルフリリースされたアルバムに収録されている楽曲ということで選出。涼しげに流れる水のような気持ちよさ、キャッチーなのに飽きがこないグッドメロディー、これまで複雑で陰鬱なテイストが中心だったバンドの楽曲とは思えないピュアさ、全てが最高。2024年の個人的なベストソングです。
Bad Moves “I Know I Know / Out My Head”
プレイリストは1アーティスト1曲で選びましたが、Bad Movesが今年リリースしたアルバムからは、ぜひ連続する2曲をおすすめとして紹介したいところ。単純なメロディーと力強いコーラスワークでアップテンポに走りきる”I Know I Know”から、どっしりと構えた”Out My Head”のイントロにつながっていくところが何度聞いてもガッツポーズものです。
Prince Daddy & The Hyena “God Complex”
まだまだ自分の好きな新しいポップパンクってあり得るやんって嬉しい気持ちになった曲。
Subsonic Eye “Not Linear”
気持ちいい速度で街中を駆け抜けていくような感覚が味わえて好きな曲。もしジョギングを再開するなら、この曲は絶対BGMにしたい。
wakelee “Criminal”
この曲を聴くまで全く知らないアーティストだったし、なんならこの曲以外をちゃんと聞いてないけど、まだまだ無名でも素晴らしい楽曲に出会えることあるんだなーって嬉しくなったやつ。癒しでしかない曲。出合わせてくれてありがとう、The Alternative。
Forbear “Glide Down”
イントロから歌に入ったところで脳みそがグワーンとデトックスを感じる気持ちよさ、最高。楽曲全体に漂う、空虚感と少しの希望の光みたいなバランス感も好きです。
Modern Color “Dancing Waters Club”
The Sidekicks 亡き今、物悲しいインディーメロディックパンクを聴かせてくれるのは Modern Color になるのか、とめちゃくちゃアガった曲。そのあとリリースされたアルバムはあんまり聴き込めてないものの、この曲だけは聴きまくりました。
BUFFOUT “Back In The Saddle”
まだこの手のピュアなメロディックハードコアをやってるバンドがいるんだという事実だけでアガるし、結局、いつまで経ってもこういう楽曲を聞けば拳を突き上げにはいられないっていうね。最後のしつこい繰り返しとかも最高。
Chloe Slater “Price On Fun”
2024年に出会ったお気に入りアーティストを紹介する記事でも触れた曲。MVもイケてるし、若い世代ならではの世の中に対する諦めみたいな視点の歌詞もグッと刺さるし、噛めば噛むほど味がする楽曲です。
Anxious “Counting Sheep”
2025年リリース予定のアルバムからの先行シングル。2023年にライブを見た時は、若い世代のための若いバンドだなぁと自分とは若干距離を感じてしまったんやけど、この曲を聴いて急激な成熟を感じて嬉しくなりました。次のアルバムは、Emo/Pop Punk/Melodic Hardcore的なサウンドの閉塞感を打ち破る、時代の転換点になりそうで楽しみすぎます。
2025年もいい音楽にたくさん出会えますように。