いわゆる「メンツのインフレ」が、年々進んでいる印象のある海外フェス。
今年行われるChain FestとFurnace Festがあまりにも凄まじいので、記事にまとめてみました。
Chain Fest
Chain Festは昨日開催が発表されたばかりのイベント。カリフォルニアの老舗ライブハウスとして有名なChain Reactionで行われるフェスです。
フライヤーを見ての通り凄まじいラインナップ。いわゆる00年代エモ・ロックと呼ばれるようなバンドが見事に勢揃いしています。
大きな文字で書かれた2バンドの共演だけでもすごいし、Saves The DayやGlassjawのアルバム再現ショウ(正確には再現ショウではないっぽいけど)もテンションがありますよね。
まさに、「ぼくのかんがえたさいきょうの」っていうテンプレが見事に当てはまるラインナップです。
Link: Chain Fest 2020
Furnace Fest
Furnace Festの方は、少し前から徐々にラインナップが発表されていたイベント。ただ、発表されたメンツをまとめた画像を改めて見ると、その凄まじさに驚いてしまうやつですね。
2000年から2003年にかけて行われていた、いわば「伝説の」的なフェスで、今年なぜか復活するって感じ。開催は9月なのに、今から気合が入りまくってますね。
ハードコアが主体で、ポストハードコアやパンクのバンドがちらほらという並びですが、共通してるのは「ベテランが多いこと」と「男臭いこと」の2つ。ジェンダーを意識するべき時代になった今、「男臭い」というワードは時代錯誤かもしれませんが、それに代わるウマい言葉が見つからないので使っちゃってます。
上記の画像以外にもメンツはすでにたくさん発表されていて、AVAIL、Defeater、Evergreen Terrace、Glasseater、Poison The Well、Strech Arm Strong、With Honorあたりの最近ライブやってない系バンドがアツすぎますね。
Link: Furnace Fest 2020
いやぁ、それにしても、最近はメンツがインフレしすぎている印象ですね。
正直、こういうメンツ並べられても若い世代はテンションあがらないと思うし、20代後半から30代あたりが「お金を払ってフェスにきてくれる層」としてターゲティングされてるんやろうなーって思います。