フジロックの第1弾発表を受けて思ったこと

Image from Festival Life

先週の金曜日、Fuji Rock Festival 2019の第1弾アーティストが発表されました。

Twitterのタイムラインを見ていると、自分の周りでも「今年のフジロックはいいぞ!」ってコメントが溢れていたように思います。

 

以下の画像が第1弾ラインナップの全容。いや、確かにいいですね。

もう日本でライブを見れることはないんかなと思っていたDeath Cab For Cutieや新作が心待ちにされるAmerican Football、あとインディーロック界隈でいえばCHON、ALVVAYSなんかの名前もありますね。

Image from TokyoEDM

 

でも、第1弾ラインナップの発表を受けて、「確かに今年のラインナップはいいな」ってこと以外に自分が思ったことがあった。

それは、「みんなアーティスト知りすぎちゃう?」ってこと。

 

正直、自分は上で紹介したアーティストを除くと、あと5、6アーティストしかちゃんと知らない。

The Chemical BrothersやThe Cure、Toro Y Moiとかは名前は知ってるけど、アルバムどころか曲単位でも意識して聞いたことはない。

そういう中でみんながいろんなアーティストに反応していて、時代についていけてないというか、自分の力不足みたいなのを感じてしまった。

 

別にたくさんの音楽を知っていることイコールかっこいいとは思ってない。というか絶対そうじゃない。

でも、いわゆる「イケてる」人たちってアンテナの張り方がすごいし、そういう人たちは幅広い音楽を聴いている。ただ知ってるだけじゃなくて、ちゃんと聴いている。

そういう人たちと自分とを比べたときに、明らかに見劣りしてしまうよなぁ自分っていう気持ちになったんです。

 

ここ最近、新しいアーティストに対して「うおおおおお!」みたいな興奮はめったにしないようになってしまっていて、それは年齢のせいだと悟ってから結構な年月が過ぎました。

でもそのままでいいとは思ってなくて、だとしたら聴く音楽の幅を広げるのが一番いいんじゃないかって思うんやけど、全然広がって行かなくて。

そうすると待ち受けているのは「単なる縮小」なのかなぁって思って、寂しい気持ちになったフジロックの第1弾発表でした。

 

自分と同じぐらいの年齢の人や、自分より年上の人たちは、こういう気持ちとどう向き合ってきてるのか、めちゃくちゃ興味あります。また教えてください。

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