FAT四天王の1つ、カリフォルニアのベテランメロディックパンクバンド、Lagwagonのジャパンツアーが発表されました。招聘はICE GRILL$ Recordsです。
ツアーが行われるのは来年の3月。東京2公演と大阪1公演の計3公演、すべてに東京のメロディックパンクバンド、For A Reasonが帯同します。
ツアー詳細はICE GRILL$のウェブサイトに掲載されています。すでにチケットの先行予約が始まっていて、かなり動きが早いようなので、絶対に見逃したくない人は上記リンク先からチケット確保してください。
このニュースを知ったときに一番テンションが上がったのは、IGがツアーを招聘するという点でした。
IG こと ICE GRILL$ Records は、Set Your Goals や Man Overboard が登場してからの新しい世代の US Pop Punk が、まだ日本で広く認知されないうちから、地道な活動をクールな見え感で続けてきたレーベル。
Lagwagonと比べると、ひと回りもふた回りも規模の小さなバンドの音源を、毎年積極的にリリースし続け、来日公演もコンスタントに行ってきました。
自分が大学1年生〜3年生の頃に没頭していたジャンルが、IGのリリースしていたバンドとドンピシャだったこともあり、IG招聘のツアーのたびに関西以外の公演も観に行くなど、とてもお世話になったレーベル。ライブを含めた音楽への興味を増幅させてくれた、ありがたい存在です。
All HeartやA Loss For Wordsの最初のツアーなんかは、正直関西なんてスカスカやったけど、ツアーを重ねるごとにどんどんとお客さんが集まるようになっていって、「レーベル活動がライブハウスにお客さんを呼び込む」という光景を目の当たりにしてきました。
今では、メロディックパンクのイベントに遊びにいけば、必ず一人はICE GRILL$のロゴが入ったマーチを身につけている人に出会うぐらいのレベルになってるから、本当にすごいと思います。
これまでLagwagonクラスのバンドの来日となれば、Creativemanのような大手が関わることが当たり前でした。それが、インディーレーベルとして地道な活動を続けてきたICE GRILL$の仕切りになったというのは、とても感慨深いものがあります。
Lagwagonに代表されるような海外のベテランバンドしか知らない人にIGのことやIGが作ってきたライブハウスの盛り上がりが知られることになるし、逆にIGリリースのバンドをずっと追ってきている若い世代にLagwagonのようなクラシックなバンドの良さを知ってもらえることになるし、めちゃくちゃいい相乗効果が生まれるんじゃないかなって期待してます。
IGのことだけでたくさんの文字数を使っちゃったので、Lagwagonに関する思い出語りや、ツアーに帯同するFor A Reasonがどれほど素晴らしいバンドなのかについては、またの機会で。
この記事、夜中の寝る前に書いてるんですが、歌詞を読みながらAngry Daysを聞いて、明日への活力に変えたいと思います。