2017/4/15 (Sat) @心斎橋HOKAGE
ちょっと時間が空いちゃったけど、ライブレビュー。好きなバンドや一回見てみたかったんよなぁって思うバンドがたくさん集まるイベント、Yellowknifeに行ってきた。
初めて観るバンドもカッコよかったし、何度見てもカッコイイと感じるバンドのライブも見れたしで、楽しい土曜日でした。
・manchester school≡
関西のパンクロックバンド。ボップでキャッチーなメロディーと、時に鬼々として暴れ出す危なっかしさ、そのバランス感がクセになるバンドです。
メロディーにちょっぴり懐かしさが香る曲たちを聞いてると、Joyce Manorあたりと一緒にやったらいいシナジー生み出しそうやなぁって思いながら観てました。
・秒殺エンドルフィン
大阪のハードコアパンクバンド。名前はずっと知ってるバンドやのに、おそらく観るのはこの日が初めてやったと思う。
もしかしたら久しぶりのライブやったのかな、1曲、1曲ごとにプツプツ切れてる感じはあった。でも、力任せに突っ走って音と音の間を音で埋める、アグレッシブなパンクロックでした。
・Fireplay
大阪のエモ・ロックバンド。この日のイベントで、一番衝撃を受けたバンドやった。
リリースされた音源のレビューには、「オルタナ」とか「90’s Emoの影響」とかいう言葉が踊ってたからどんな音なんやろうって思ってたけど、自分が感じたのは、メジャーな方向性に寄っていく00’sのEmo、Taking Back SundayとかBrand Newとかの初期の青くてちょっぴり危なっかしい感じ。日本に、しかも大阪にこんなバンドが活動してるんやって、めちゃくちゃ興奮した。
演奏もバチバチに上手かったし、歌も上手。そして、何より、完成度が高かった。音源どころか前情報をほとんど知らない状態でみて、こんんなに心打たれたライブは本当に久しぶりでした。
・Nothingness
大阪のロックバンド。日本語で暑苦しく歌い上げるスタイルは、普段、自分が観に行くようなライブではあまり目にすることがなくて、めちゃくちゃ新鮮やった。
・Falls
東京のEmo/Punkバンド。いやぁ、相変わらず最高のライブでした。
演奏もキレキレやし、メンバーの動きから伝わってくる音楽に対する熱量もビシビシやし。フロアの動き自体はそこまで激しくなかったのに、かっこいいライブを観てどんどん体温が上がっていってくお客さんが、空間全体に伝わっていって、最高の空間を作り出していました。
バンドはこの日のちょうど1週間後に、新しいEPをカセットでリリース済み。関西では5/22もライブがあるし、夏にはSPORTとのジャパンツアーに何箇所か帯同することが決まっているし、楽しみです。
・Shipyards
東京のメロディックパンクバンド。みんなの待ってました感が爆発してたなぁ。
繊細なメロディーの音源と比べると、ライブでの音は若干荒削り。曲を知らないと、ライブではイマイチ伝わってこないみたいなバンドは個人的に苦手やったりするんやけど、このバンドは別ですね。ガチャガチャした感じが、ちゃんとパンクロックのフィルターを通して、体へとガツンと伝わってくる感じ。
最終的には、もっとちょうだい状態になって、アンコールを2回やってたっけかなぁ。予定調和とかじゃなくて、イントロを聞いて自然とみんながガッツポーズしちゃうあの感じ、大好きです。音源としてリリースされてない新曲もやってた(しかも、めちゃよかった)し、今後のリリースとかも楽しみやなぁ。