1982年より続くパンクのファンジン”Maximum Rocknroll”は、毎月の発行をやめることを発表しました。
デジタル化が進んだ現代においても、紙としての媒体にこだわって毎月発行してきた同誌ですが、残すところあと3号。そのあとは紙媒体としての発行を終えるようです。
ただし、Maximum Rocknroll自体が終わってしまうのではなく、今後はディスクレビューをオンラインで公開していくことと毎週のラジオは続けていくことを発表しています。
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このニュースを受けて個人的に思い出したのは、去年のFOLLOW-UP休刊のこと。
個人的にはFOLLOW-UPに対してそこまで思い入れは大きくなかったものの、周りの人たちが寂しい気持ちをTwitterに載せているのをみて、けっこう大きなインパクトなんやろうなって思ったことを覚えてます。
【お知らせ】diskunion発行のフリーペーパーFOLLOW-UPは、8/25発行のvol.181号をもって休刊とさせて頂く事になりました。1998年創刊の前身誌EXTRAより、20年の長きに亘りご愛読頂きました皆様、本当にありがとうございました。いつかまたお会いできる日まで、さようなら!!!https://t.co/FPhfConZCk
— FOLLOW-UP (@followup_zine) 2018年8月24日
好きな音楽において自分は、作り出す側にいることよりも恩恵を受ける側にいることが圧倒的に多い人間。
どこかで「自分みたいにマニアックな消費者がいれば、その消費物はなくならない」って勝手に思い込んでたけど、今回の件で「作リ出す側の人がいなくなったらおしまい」ってことを改めて感じました。
誰もがTwitterやInstagramで自分の感想を発信できるようになった時代においては、自分がやっているブログはデジタルの中でもアナログな存在で、完全にニッチなものやから続けなくてもいいのかなって思うことも多くなってきた。
でも、今回のニュースを知って、楽しみにしてくれている人がいる限りは続けていこうかなっていう気持ちになりました。