実験的に始めてみます。
今週ネットで見かけた気になる音楽ニュースをまとめて紹介する記事です。
レコードの生産状態が逼迫してるみたい
「NHKニュースでレコードのことが取り上げられてる!」と話題になっていたやつ。レコードが世界的に人気なので、国内でのレコード生産を再開したソニー・ミュージックソリューションズの工場が連日フル稼働らしいです。
このニュース、音楽業界にとっていいことだと手放しで喜べる内容ではありません。たまたま同じようなタイミングで、Against Me! のボーカルが下記のようなツイートをしていました。向こう3ヶ月以内にレコーディングを終えて注文を出さないと、2022年中のレコードリリースは不可能だっていう内容です。
If you’re in a band and you DON’T finish recording a new album in the next 3 months the vinyl won’t come out until 2023. No pressure though
— Laura Jane Grace (@LauraJaneGrace) November 2, 2021
実際、今年もレコードが届くのが予定よりかなり遅れるみたいな事態が頻発していますし、来年はもっと状況がひどくなるのかなぁと思います。レコードブームで、過去の作品をレコードで再発するみたいなことも増えていますが、それが現行で活動するアーティストの首を締めている状況ってのも考えものだなって思います。
あと、NHKのニュースを引用RTする形で、原宿にある BIG LOVE RECORDS のオーナーさんが気になるツイートをしていたので、そちらも合わせて載せておきます。このニュースに関しては、自分なりにも深く考えて、意見を記事として発信したいなぁって気持ちでいます。
日本は90年代にもレコードブームがあった唯一の国ですが’99年一気に崩壊しました。その原因は
1.マスなものをレコードで売り始めた
2.再発盤を多発した
3.薄利価格競争をしたと思います。僕はマスなレコードも買いますが基本レコード好きへの盤を作るべきで利幅は必ず確保するべきです。 https://t.co/rFUTi1pA1G
— 仲真史 BIG LOVE RECORDS (@Naka_Biglove) November 6, 2021
Coldplay が環境負荷を配慮したワールドツアーを計画中
2019年に「環境対策ができるまではツアーを中止する」と発表した英・ロックバンドColdplayがついにカムバック。彼ら…
イギリスのロックバンド Coldplay が環境負荷に配慮したワールドツアーを計画中だというニュース。この記事を読むまで全然知らなかったんですが、Coldplay は世界ツアーが環境に及ぼす影響を懸念して、「環境対策ができるまではツアーを中止する」と2019年に宣言していたらしいんです。
で、ついに “Climate Positive” なツアーの計画が完成したから、2022年に世界規模のツアーを行うとのこと。具体的な取り組み予定はリンクを貼った先の記事に書かれていますが、従来のツアーと比べて負荷をどれくらい軽減できたかや、実践してみたものの難しかった課題はなにかとかを、ツアー後に発表してくれるといいなぁって思います。
アメリカの音楽フェス Astro Festival で少なくとも8人が死亡
Panic broke out after the crowd began to press towards the s…
テキサス州ヒューストンで Travis Scott の主催で開催されていた音楽フェス Astro Festival で、少なくとも8人の観客が亡くなるという事件が発生しました。死因は、観客同士が押し合った結果すえの圧死というなんとも悲惨な事件です。
Twitterや海外のまとめサイトなんかでは、一部の観客がカメラマンに公演中止を呼びかけるも、その願いは聞き入れられずショウが続行された、みたいな映像がアップされていますが、こういう事件を次に起こさないために、どのような対応をフェス主催側として用意しておくべきなのか、めちゃくちゃ難しいと思います。
たとえば Fuji Rock Festival やと、Green Stage の一番前の方は柵でエリアが区切られていて、その入り口にスタッフを置いてますよね。そのスタッフが人数を数えて、キャパオーバーしたら中に入れないとかしてるんかなぁって、今回の事件を知った時に思いました。
Modern Life Is War と Dillinger Four が共演するみたい
今年の12月に行われるライブの情報。しかもD4の地元、ミネアポリスでの共演。ただただいい組み合わせだなぁっていうニュースです。