若手インディーパンクシーンの中で最も人気と勢いのあるバンドの1つ、カナダのPUP。
バンドは今年の4月に新しいアルバムをリリースすることを発表していますが、SNSを使って面白い試みをスタートしました。
その試みとは、新曲のタブ譜と歌詞をSNS上で公開するという取り組み。
「いや、普通やん」と思ったかもしれませんが、実は新曲の音源が公開されていない状態で、先にコードと歌詞が書かれた紙を公開したってことなんです。
Extending a challenge to all you FREAKS!!! We have a new song called “FREE AT LAST”. It’s not out yet. You don’t know what it sounds like. WRITE YOUR OWN VERSION using the chords / lyrics and follow the instructions attached! pic.twitter.com/VOSBEf99i4
— PUP (@puptheband) January 24, 2019
バンド曰く、公開された情報をもとに自分のバージョンの曲を作って欲しいとのこと。自分で作曲した楽曲をビデオに撮って送ると、インターネット上で公開してくれるようです。
期限は2/10。バンドメンバーが最も気に入ったバージョンを作った人には、何かスペシャルなプレゼントもあるみたいなので、もしPUPが好きで作曲ができる人がいたらチャレンジしてみてください。
この試みをやってる曲のタイトルが”Free At Last”ってことで、まさにタイトルに即した面白いキャンペーンやなって思います。
最もバンドに気に入られた人の楽曲が、そのままのアレンジでバンドのアルバムに収録されるとかいう特典だったら面白いなぁと思ってますが、さすがにそんなことはないんですかね。
PUPの新作”Morbid Stuff”は、4/5にリリース予定。流通とアメリカでのリリースはRise Recordsが担当しますが、自国カナダでは自分たちのレーベルLittle Dipperを立ちあげリリースします。
リリースのニュースと一緒に発表されたUS/CANADAツアー、UK/EUROツアーは、カナダツアーの全公演とUKツアーのほとんどがすでにソールドアウトという凄まじい人気。
日本での知名度や人気とはケタが違いすぎるので、なかなか難しいのかもしれませんが、ぜひとも今ぐらいのタイミングで来日公演を観てみたいもんだなぁって思います。