
今週リリースされた楽曲の中から、自分が好きな曲をまとめて紹介する記事です。
Feverchild “Endless”
90年代のEmoから影響を受けたサウンドで、2021年にリリースされたデビューEPの頃から界隈でジワジワと話題が広がりつつあったベルギーのEmoバンド、Feverchildがついに初のフルアルバムリリースを発表。そのリードシングル”Endless”が公開されました。
Texas is the Reason や Sense Field といったバンドからの影響を感じつつも、感情を押し込めた雰囲気よりも爽やかな開放感を感じる楽曲になっていて、めちゃくちゃ好きです。3/20にSunday Drive Recordsからリリース予定のアルバム”Center of the Earth”が今から楽しみ。
GUV release new song; “Blue Jade”
Fucked Up, No Warning, Yacht Clubなどの活動で知られるカナダの生けるレジェンド Ben Cook によるソロプロジェクト GUV が、今週リリースしたアルバムの中から最後に先行公開した楽曲。
これまでは、どちらかといえば生っぽくて厚みの少ない楽曲が多い印象だったので、こんなこともGUV名義でやるのねと嬉しい驚きがありました。シンプルなのにクセになる、これぞGUVサウンドですね。
Joyce Manor release new song; “I Used To Go To This Bar”
カリフォルニアのインディーパンク Joyce Manor が今週リリースしたアルバムのタイトル曲。
イントロの展開の気持ちよさ、Aメロの韻の踏み方、曲の短さ、どこをとっても、これまで築き上げてきた Joyce Manor というバンドの良さしかなくて、もう最高です。これまで Joyce のことを”聴かず嫌い”してきた人には、ぜひともこの曲から触れてほしいと思える曲ですね。
Dream Fatigue “spun”
元 Fleshwater のドラマーも所属するマサチューセッツ州の Shoegaze バンド Dream Fatigue による新曲。2/13にはDAZEよりEP”No Requiem”をリリースすることも発表しています。
ヘビーなギターが出入りするメリハリと、盛り上がるパートでの力強い高音ボーカルが、めちゃくちゃカッコいい楽曲。4〜5月でSoul Blind, Split Chain, Downwardと大規模なUSツアーも予定されていて、これからめちゃ人気でそう。
Sweet Pill “Slow Burn”
フィラデルフィアを拠点とする Emo / Alternative Punk バンド Sweet Pill の新曲。3/13に Hopeless Records からリリース予定のアルバム”Still There’s a Glow”の収録曲です。
デビュー当時から比べるとステージを2つも3つものぼった印象のバンドだけに、落ち着いたアーティスティックな楽曲だけになるのかなぁとちょっぴり寂しく思っていた矢先に、このショートパンクナンバーがリリースされて、思わずガッツポーズしました。ひねくれたメロディーも含めてカッケェ。
Dutch Interior “Ground Scores”
ロサンゼルスの Folk バンド、Dutch Interiorの新曲。たまたま海外の音楽メディアで紹介されていて知っただけで、どんなアーティストなのかという情報も全くディグってないけど、ただただ癒されて、ありがとうの気持ちで包まれる曲です。
Bruce Springsteen “Streets of Minneapolis”
こちらは番外編的な位置付けの「好き」ですが。”ボス”がものすごい反応速度でリリースした新曲は、タイトルからもわかる通り、ミネソタ州ミネアポリスで起きたICEへの抗議活動者の銃殺事件に対するプロテストソング。
ほかにも、NOFXが過去にリリースした曲をアップデートする形で”Minnesota Nazis“という曲を出したり、Billy Braggが”City Of Heroes“という曲を出したりと、音楽という形で意思表示をする人が多かった一週間だったなと。あるバンドの”abolish ICE”のSNS投稿に、元メンバーから単なるポーズでしょっていう横槍が入る事件もありましたが、いずれにせよ自分は、パンクロックという音楽が好きだったおかげで、この問題に限らず、世の中で起きていることに興味を持ち続けていようという気持ちになれた側面があるので、パンクロックが好きでよかったなと思います。