音楽サブスクサービスの発達や実店舗になかなかいけない環境の影響で、もはや消えつつある概念なのかもしれない「ディグ」ですが、やっぱり自分は「ディグ」が大好きです。
で、そんなディグ好きの自分が最近見つけたのが、Concert Archives というウェブサイト。名前の通り、過去のコンサートのアーカイブがまとめられたサイトです。
情報をまとめているのは、優良な一般市民たち。自分が過去に参加したコンサートの情報をまとめていくという仕組みで、簡単にいえばWikipedia のような考え方です。
多くの収益を頼っているのか広告がやたら多かったり、サイトの挙動が重かったりといった問題点はあるものの、それを圧倒する良さがアーカイブされたデータ量の多さ。アーティスト名で検索すると、そのアーティストの過去のコンサート情報がズラズラと並びます。
このサイトでのディグの面白いところは、自分の好きなバンドが過去にどんなバンドと共演していたかを知れること。
一緒にやっているライブの情報を見たことがないあのバンドとあのバンド、一緒にライブしたらええのになぁって個人的に妄想してたら、実は過去にその組み合わせがありましたーってのが見つかった時のテンションの上がりようっちゃ、もうね。
で、今日も何気なくアクセスして、何気なく大好きなバンド “Polar Bear Club” を検索欄に入れてポチっとしてみたところ、2008年に The Gaslight Anthem と一緒にやってるライブの情報を見つけたんです。
そして、そのフライヤーを探そうとGoogleで「Polar Bear Club␣The Gaslight Anthem␣2008」って検索したら、The Gaslight Anthem、American Steel、O’Pioneers、Polar Bear Club っていう最高のメンツのライブ情報を Punknews.org で見つけて、今度はそのツアーのフライヤーを探そうとGoogle画像検索したら、下に貼った全然知らないバンド名が載ったフライヤーに出会いました。
自分の好きなバンドと一緒に、全然知らないバンド名が載っているフライヤーってワクワクするんですよね。で、きっとこのバンドやろなぁってのを全部bandcampで探し当てれたんですが、4バンドが一緒にやってたことを妄想したら、その会場にワープしたいって思うほど脳内が最高な仕上がりになりました。
まぁ、自分のやったディグはかなり特殊なプロセスを踏んでるし、全てが Concert Archives で完結してるわけじゃないんで参考になるかは不明ですが、こんなサイトがあったのか!とテンションあがる人は多いと思うんで、ぜひ暇な時にサイトを覗いてみてください。
あと、最近昔のライブ情報を調べていて思うのが、せっかくインターネットが発達していろんなものを記録しておける時代になったのに、意外と過去のフライヤーの画像が残されていないということ。フライヤー大好きっ子としては、あー過去に自分で収集してたやつ消さなきゃよかったなーって今になって思います。
あ、あと、何度もくどいようですが、Polar Bear Club は最高のパンクロックバンドです。PBCに関しては、クオリティの高いライブ動画が余り残っていないのも悔やまれるポイントですねー。あんまり知られてない初期デモの名曲を貼っておきます(この曲はFEST 7のライブ動画もあります。)。