最近カバーソングを公開するアーティストが増えてる気がする

今年に入ってから、カバーソングをアップするバンドが増えている気がします。

ってことで、今年公開されたカバーソングの中で、自分がいいなぁって思ってる曲をまとめてみました。

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Touche Amore “Hard To Explain” (The Strokes cover)

カリフォルニアのハードコアバンド Touche Amore による、The Strokes のカバー。曲のチョイスといい、バンドのエッセンスのぶちこみ方といい、めちゃくちゃカッコいいカバーですね。

収録されてるEPは “vol.1” ってタイトルが付いてるんで、vol.2、vol.3 とええ感じのスパンでリリースして欲しいなぁ、なんて期待しちゃいます。

Slow Pulp “In Too Deep” (Sum 41 cover)

これも話題になったシカゴを拠点に活動するシューゲイザーバンド Slow Pulp による Sum 41カバー。脱力感が最高に気持ちいいですね。

本家 Sum 41 も SNS で「ナイスカバー!」とコメントしてました。

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Nothing “La La Means I Love You” (Delfonics cover)

組み合わせがめちゃくちゃ面白いなぁと思ったカバーがこちら。シューゲイズバンド Nothing による R&Bナンバーのカバー。

オリジナルからの影響を感じさせる映像をビデオにしておきながら、Nothing らしさ全開で曲を成立させているのがスゴいです。オリジナル曲を知らなかったんですが、めちゃくちゃいい曲ですね。

 

Spiritual Cramp “Walk, Idiot Walk” (The Hives cover)

Nothing とは逆に、原曲に忠実にカバーしているのがこちら。カリフォルニアのハードコアパンクバンド Spiritual Cramp による、スタジオテイクの The Hives の名曲カバーです。

やっぱりソリッドなギターリフが気持ちいいですね。アメリカのバンドがスウェーデンのバンドをカバーするってのもなんか新鮮。カバーを聞いた誰もが、次にオリジナルを聞き返したくなるやつ。

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Glass Beach “Welcome to the Black Parade” (My Chemical Romance cover)

こちらも原曲再現度が高いなと思ったカバー。シーンで一部から熱狂的な支持を受けるインディーロックバンド Glass Beach によるマイケミカバーです。

ここまで徹底的にカバーするってことは、めちゃくちゃ好きなんやろうなぁってのが伝わってきますね。意外なルーツを知れるのもカバー曲のいいところ。

 

State Champs “Chicago Is So Two Years Ago”  (Fall Out Boy cover)

現行のポップパンクキッズはもちろん、かつてのキッズも興奮せずにはいられないカバー。Fall Out Boy の通称 “青盤” からの名曲を、現行ポップパンクシーンの先頭をひた走る State Champs がカバーしています。

ミュージックビデオにはライブの映像が使われていますが、シカゴで行われた今年の Riot Fest でカバーを披露したみたいですね。

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Worriers “Old Friend” (Rancid cover)

ブルックリンの Indie Punk バンドによる Rancid カバー。Rancidってライブではカバーされがちですが、音源化は珍しいのでは。(気のせい?)

原曲も気持ちよく踊れるナンバーですが、Worries カバーは爽やかさが乗っかって、楽曲に合わせて体を揺らすと一段と気持ちいいです。

 

Shy Tooth “Everything Flows” (Teenage Fanclub cover)

最後は、大好き Polar Bear Club の Jimmy が現在進行形でやってるバンド Shy Tooth によるカバー。 Teenage Fanclub を通っていない自分からすれば、もはや Shy Tooth の曲なんじゃね?っていう相性バッチリなカバーです。

にしても曲名の “Everything Flows” っていうフレーズ、2010年代初頭にいろんなパンクバンドが歌詞に入れ込んでた “Nothing Stays The Same” と並ぶインパクトを持った言葉ですね。

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ニュースサイトで発信し続けている中で、ここ最近、カバー曲のニュースが多いなと思っているんですが、実際、例年と比べてどうなんでしょうか。

コロナ禍になってなかなか曲作りが進まないけど何かしらアウトプットしたい、って思ったバンドがカバー曲をリリースしている流れがあるのかなぁって想像して、勝手に思い込んじゃってるところはあるかもしれません。

 

最後に、音源化されてるカバーではないんですが、最近興奮したカバーのニュースを一つ。カリフォルニアのパンクバンド Joyce Manor による、Tiger Jaws の名曲 “I Saw Water” のカバーです。

もともと Joyce Manor が久しぶりにやるライブのゲストとして Tigers Jaw の出演が決まってたんですが、ライブ日程が変更になってしまった影響で Tigers Jaw が出れなくなっちゃったんですね。で、その代わりって感じで急遽カバーした感じやと思うんですが、大好きなバンドによる大好きな曲のカバーに、めちゃくちゃ興奮しました。

最初は Twitter で一部だけ映像が上がってるのを見た感じでしたが、あとから YouTube を見たら映像あがってました。消されないうちに観てみてください。

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