Citizenのフロントマンとして知られるMat Kerekesの3年ぶりのソロアルバム”Ruby”をレビュー!
3年前にリリースされたアルバム”Luna & the Wild Blue Everything”をチェックしていなかったので、初めて聞いたときは「こんな音楽性なのか!」とびっくらこきました。
とってもポップ。いい意味でテレビから流れてきても違和感ない感じ。全然知らずに言うけど、ジャスティンビーバーの曲ってこんな感じなんじゃないかなーって。
特に、1曲目のタイトル曲”Ruby”と、続くリード曲の”Diamonds”の軽やかさがハンパじゃないです。いつもより少しゆっくりめに寝た休日の朝に、カーテンと窓を開けてこのアルバムを流したら、それだけで最高の休日やんってなるやつです。
ときに陰鬱、ときに複雑難解なCitizenのスタイルからは全く想像できない音楽性なので、Citizenに苦手意識を持っている人にもぜひ聞いて欲しいですね。
Maroon 5やったりBruno Marsやったり、みんなに好んで聞かれるアーティストの要素が満載なので、これはダメだーとなる可能性はゼロに等しいです。
中盤から後半にかけては静かでしっとりした曲が続くので、夜寝る前の読書タイムのお供にもぴったりですね。
んで、ラストの”An Ode”に明日への活力をもらって素晴らしい休日を締めくくる。最高じゃないですか。まさに生活に寄り添ってくれるアルバムです。