フロリダの Gainesville で毎年秋に開催されるパンクロックフェス、FESTの1stラインナップが発表されました。
毎年、ラインナップ発表後は現地に行ったらこんなライブが見られるだろうなーとしばらく妄想して過ごすすんですが、今年は特に興奮していろいろ時間を費やしたので、実際にどんなことをしたのか時系列でまとめてました。役に立つ系のまとめ記事ではないので悪しからず。
⚫︎フライヤーでラインナップをくまなく確認
1stラインナップが発表されたので、最初にやったことは当然、そのラインナップの確認。フライヤーの画像を見ながら、上から順番に小さな文字まで全部確認していきました。
ざーっと眺めて最初に思ったことは、文字が大きなヘッドライン級のバンドがストレートなパンクロックに偏ってるなーってこと。もちろん個人的に大ウェルカム。あと、You Blew It!、Dikembeというフロリダエモブームを牽引した2代巨頭が、ともに2014年にリリースしたアルバムの再現ライブとなっているのも興奮しました。
その後、小さい文字に視線を移していって、ANORAK!の文字を発見。これまでも何バンドか日本から出演しているフェスですが、ついにANORAK!という若いバンドが出演するのかっていう視点でテンションあがりましたね。かまして欲しいし、間違いなくかましてくれるはず。出演するなら The Atlantic か High Dive っていう Venue かなぁ、ワンチャン The Wooly もあり得るかなぁと妄想して、一通り楽しみました。
⚫︎The Bouncing Souls がどうしても観たい気持ちに
ラインナップを一通り見終わって一番見たいバンドは何だろうって考えた時に、とてつもなく The Bouncing Souls のライブが観たい気持ちになりました。
発表されたのは2日間にわたって、それぞれ2つのアルバムから楽曲を選んで演奏するっていう内容。すでに今年はそのパッケージで何回かのライブが予定されてるんですが、それが FEST でも観られるって贅沢すぎやしませんか。
On sale now at https://t.co/xpK602YYcz pic.twitter.com/tyLtESgIy3
— Bouncing Souls (@BouncingSoulsNJ) January 12, 2024
パンクロックの王道と呼べるメロディー展開、フォークやカントリー譲りの温かさとハードコア譲りの激しさが同居するサウンド、動きまくるベースライン、パンクバンドには似つかわしくないスタイルのボーカル、メンバーみんながバラバラの個性豊かな着こなしと、その魅力を語り始めたらキリがないんですが、とにかく好きなバンドなんですよね。
ライブを観れたのは、2007年に行われたMAGMAというイベントたった1回だけ。その来日時に My Chemical Romance のサポートとして武道館に出演したんですが、そのときのお客さんのあまりの無反応さに気を悪くしたみたいな都市伝説もあったりで、実際に国内での人気を考えた時に、もう日本では見れないんだろうなーって思っちゃいます。
⚫︎The Bouncing Souls のマーチを探しまくる
FESTに行きたいと思ったけど、今の生活を考えた時に現実的じゃない。そう思った自分が取った行動は The Bouncing Souls のマーチをネットで探すことでした。すでに2枚のTシャツを持ってるんですが、それと合わせて今年の夏はずっと The Bouncing Souls のTシャツで過ごせたらいいなって、そのときは本気で思ってました。
検索で最初に辿り着いたのはバンドのオフィシャルサイト。マーチが手に入るサイトへのリンクが貼られてたので、一通りディグってみました。残念ながら気に入ったデザインのものはなく買うのは断念。キッズのためのマーチだけを集めたサイトがあるんですが、そのシンプルなデザインが一番イケてました。The Bouncing Souls はカッコいいデザインのマーチを探すのが難しいバンドなんですよね。
で、そのあと国内のECサイトやらメルカリ、eBayなんかも探してみましたが、自分に合うサイズのマーチは見つからず。メルカリでめちゃくちゃレアっぽい音源を見つけたので、それだけポチりました。
⚫︎The Bouncing Souls のライブ映像を YouTube で見まくる
ライブが観たい気持ちになったときに手軽に YouTube で動画を見れるのって神ですね。普段、あまりライブ動画をチェックしない自分ですが、ここぞとばかりに The Bouncing Souls のライブを観ていきました。
最初に見たのは、FESTに出演した一番直近の動画。ボランティアとしてセキュリティやってる人たち(FESTはボランティア運営なんです)が、普通にステージ見ずにシンガロングしてるのにグッときたものの、自分が見たい映像はシンガロングしてる観客も映り込んでる映像やったので、チラッと見て次の動画へ。
次に見たのが地元ニュージャージーでの30周年記念ライブ。バンドのオフィシャルアカウントでアップされてるんですが、映像のクオリティやアングルが素晴らしくて、しばらくこれを堪能してました。あと、That Song で始まって Sing Along, Foreverへと繋がる出だしからのオーバーキル具合ね。おそらくセットを考えると、FESTの2日目のライブではこれを堪能できるんだろうなって思って、「うわー」とか声出しちゃってました。
FESTでそのアルバムのセットってことは、That Songで始まって、そのままSing Along Foreverに続くやん。感情爆発するやん。
— Satoshi Matsumura (@3104punx) April 15, 2024
そのほかにも、過去のFEST出演時の個人撮影の動画や、ヨーロッパのフェスに出演してる客席ガラガラの動画など、とにかくライブ動画を漁って見まくりました。
⚫︎もう寝ようと思ってお気に入りのシドニーでのライブを見始める
このあたりで時間は夜中1時前。さすがに翌日に響くからと思いつつ興奮は冷めやらない。寝ながらライブを体感しようと、「Live」っていうタイトルのライブ盤を聴きながら寝ようと思うも、残念ながら日本ではサブスク解禁されておらずで断念。
そこで、だいたいライブ動画ディグが止まらなくなったときに観ることにしてる、お決まりの動画を締めくくりとして観ることに。それは、シドニーで The Bouncing Souls が Hot Water Music、The Loved Onesと一緒にツアーを回ったときの動画。お互いがお互いの曲をカバーしたり、ステージに各バンドのメンバーが入り乱れたりしてて、とにかく興奮するんです。
それを一通り見て、ベッドに入ることにしました。結局、見終わったら1:20ぐらいになってたかなぁ。
⚫︎今度は The Love Ones に夢中になる
で上の動画を見終わって、ベッドに入ったんですが、今度は The Loved Ones に夢中になってしまって。もう寝ないといけない時間だったのに、YouTubeで The Loved Ones の動画を探し始めちゃいました。
上の動画は、たまたま行き着いた Dave Hause が自分の誕生日に開いたライブの映像。名曲 Jane の途中に、たまたま The Bouncing Souls の Gone のワンフレーズを差し込んでて、とっても幸せな気持ちになりました。
で、そのあとはThe Loved Ones の “Keep Your Heart” を聴きながら、The Loved Ones のマーチディグ開始。こちらも残念ながらいいの見つからず。メルカリでSサイズのイケてるTシャツ出品されてたので、誰か好きな人に届くといいな。
で、今度は The Loved Ones のライブが見たい気持ちになって、そもそも最近ライブやってるのかなーって調べ出すことに。Spotifyのアーティストページに2つだけライブ情報が載っていて、まさかライブやってると思ってなかったからテンション激上がり。最後に見つけたライブ情報だけツイートして眠りにつきました。
Festのラインナップ発表で久々にパンクロック熱があがって夜更かしした結果、The Loved Onesがライブやるっぽい情報をゲットした。マジすか。 pic.twitter.com/e1XiJ8Ailj
— Satoshi Matsumura (@3104punx) April 15, 2024
以上、FESTのラインナップが発表された夜、どんなことをしながら夜更かししたかを、翌日に夜更かししながらまとめてみました。何やってんだろう。でも、ネットを通じて音楽に関するいろんなことをディグったり、それをブログにまとめたりするのは、自分にとって大切なライフワークなんだと改めて思いました。
ちなみに、このブログを書いてるときのBGMは、2011年に行われた The Revival Tour のフルセット。 どんなツアーだったかは動画を見てもらえれば分かると思うんで、知らない人はぜひチェックしてみてください。