久しぶりのアーティスト紹介記事。ミシガンのIndie Rock バンド、Liquid Mikeについてです。
Liquid Mikeは、ミシガン州のMarquetteという土地出身のバンド。ジャンルで表現するなら Indie Rock × Power Pop になるでしょうか。友達に紹介するなら、「Oso Oso と Signals Midwest のいいとこ取りをしたバンド」って紹介するかな。
bandcampのアー写には一人しか写っていませんが、一応4人のメンバーの名前がクレジットされているのでバンドって感じやと思います。最近はバンドサウンドでもソロプロジェクトってパターンは多いので、実際のところどうなのか分かりません。
3/10にセルフタイトルアルバムをリリースしたものの、リリースされた当初はそこまで話題になっていなかった気が。ただ、4月に入ってから Stereogum に取り上げられるなど、いわゆる「見つかった」感のある広がりでジワジワきています。
Twitterでは「ついにStereogumに見つかったか」なんて呟いてた自分ですが、自分がこのバンドを知ったのは Spotify の Discover Weekly というプレイリストに入っていたのがキッカケ。ディグもデジタルに頼り出してるっていう、なんともダサい限りです。
最初に聞いたのは #3 American Recordsっていう曲。イントロのこのメロディー、言葉ではなんて表現するんですかね、ちょっぴりコミカルなトレンド感のあるメロディー展開に「おっ、これは良いクサいぞ?」と思って聞いてみたら、案の定良かったってやつです。
で、今となっては Favorite Song は、#5 “Built 4 Nothing Good” です。イントロから名曲感がプンプン漂ってるところに、抜け感のある気持ちい歌い出しがやってきただけで100億点あげちゃうやつ。短くてシンプルなんですが、グッと心掴まれちゃいます。
フィジカル音源はカセットテープを30本だけ作ってたみたいなんですが、もちろん売り切れ。さすがに少なすぎますね。これは、DIYレーベルが放っておかなさそうやし、ビックな契約のニュースと一緒にレコードでの再発も期待しちゃっていいんじゃないでしょうか。
Mo Tropper や 2nd Grade のようなサウンドが好きな人はもちろん、インディーロックとパンクロックがちょうどいいバランスで混ざった音楽が今一番気持ち良く聞けるなーって人に聞いて欲しいバンドです。
Link: Liquid Mike (bandcamp)