[Live Review] Hey Mercedes Japan tour 2017

2017/3/30(Thu) Hey Mercedes Japan tour 2017 @新代田FEVER

Braidのメンバーにより結成され、00年代Emoを彩ったHey Mercedesの再結成来日公演に行ってきた。

ちょうど出張の予定があったから、それに合わせて行ってきた東京公演。平日にも関わらずたくさんの人が集まっていて、素敵な空間でした。

 

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falls

吉祥寺のエモ/パンクバンド。3人編成でシンプルな音作りながら、綺麗さとパワフルさが同居する大好きなサウンドを鳴らすバンドです。

どっしりと構えたミドルテンポの曲からライブを始める感じ、良かったなぁ。シンガロングパートでは会場のあちこちから手が上がってて、こういう系統の音が好きやったら、そらアガっちゃうよねーとか思ってニヤニヤして観てました。

バンドは近々新しいEPをカセットテープでリリース予定。リリースもコンスタントにやってるし、自分たちが共催するイベントもやってるしで、これからもガシガシいって欲しいなぁ。4/15(土)と5/21(日)には、大阪でのライブが決まっています。

 

malegoat

日本のエモ・インディーシーンを代表する八王子のバンド。今回のHey Mercedesの招聘を行なったthe lost boysことハジメさんは、このバンドのベーシストです。

音源で聴くと繊細なフレーズ押しのバンドっていうイメージやけど、ライブでは熱量が乗っかったサウンドなんよね。そこまでメンバーの動きが激しいわけじゃないのに、音でガツンと伝わってくる。

新曲(?)もやってたけど、流行りに寄せることなくロックしてて、カッコよかったです。

 

Hey Mercedes

Braidのメンバーによって結成されたシカゴのEmo/Rockバンド。昨年、アルバム”Everynight Fire Works”のリリース15周年を記念して再結成し、アメリカをツアーで回っていましたが、今回の来日もその延長というか、”Everynight Fire Works”の再現ライブでした。

正直にいって、そこまで思い入れのあるバンドでもないし、とりあえず見ておきたいなぐらいの興味やったんやけど、ライブはめちゃくちゃにかっこよかったです。決してタイトと呼べる演奏ではないものの、決めるところはバチっと決めて、テンションをあげてくれる。あの興奮は、曲がアルバム通りに進んでいくことの何倍も大きかったなぁ。

ゆらゆらと体を音に任せきって観ていても楽しめたし、なおかつ、切れ味の鋭いギターの音に、時々ぴょんぴょん心を踊らされるような気持ちになるしで、良い意味でお腹いっぱいになるライブやった。アルバム完全再現ならではの、レコードをFlip OverするMCも聴けたし、ライブ全体を見た時の完成度も高かったなぁ。

アンコールでは、2ndアルバムや初期EPから7曲プレイ。エッジの効いた名曲ばかりで、イントロが演奏されるたびに、会場からワッと歓声があがっていたのが印象的でした。

Emoバンドと言われてるけど、ライブでは完全にロックしてたし、改めて自分はロックとかパンクをライブで感じるバンドが好きやなぁって思いました。まぁ、ロックやパンクがどういうものか、言葉で説明するのは難しいんやけどね。

Setlist




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