[Live Review] Master Race Rock vol.10 @神戸ヘラバラウンジ

2018/8/25 (Sat) Master Race Rock vol.10 @神戸ヘラバラウンジ

DAIEI SPRAY / TURNCOAT / TONE DEAF / NOWON / BLONDnewHALF / SLUTS

 

先週の土曜日は、TONE DEAFのリュウイチさん企画”Master Race Rock”に遊びに行きました。

ヘラバラウンジに行くのは初めて。地下のライブハウスならではのアングラ感と、ラウンジって名前に似合うちょっぴり豪華な内装が、絶妙なバランスで混ざりあった空間。出演していたバンドの雰囲気にもマッチしてて、いいライブハウスでした。

 

トップのSLUTSは個人的に初めて観たハードコアパンクバンド。分かりやすいシンプルな曲が気持ちのいいスピード感で展開して、フロアが徐々に温まっていく。ステージがライトになっているライブハウスの雰囲気ともぴったりなライブやった。

雰囲気と合っていたで言えば、続くサイケデリックロックバンドBLONDnewHALFの方が勝っていたかも。各人が個性的なメンバーが生み出すサウンドは、派手さはないもののどんどん引きずり込まれていく魅力を持っていた。特に、音質をこまめに変えながらストイックに演奏するギターの音がカッコよかったなぁ。後で聞けば凄まじい本数のライブをこなすバンドってことでさすがの演奏力とライブパフォーマンスやった。

 

熱さと哀愁が同居するメロディックパンクバンド、NOWONのライブでは、たくさんの人たちの拳があがりシンガロングが繰り広げられる。普段良くいくライブと比べると客層が上やったのもあってか、アングラ界のヒーローっていう言葉がしっくりくる光景やったなぁ。ギターサウンドに埋もれながらも確実に聞こえてくるボーカルのメロディーライン、これぞメロディックパンクの理想系っていうライブ。

続くTONE DEAFは、それまでのバンドとは対照的にカラッと乾いたサウンド。音のうねりよりも真っ直ぐさを追及した音楽性で、いわば直球勝負でフロアに挑んでいた。もちろんリズムチェンジなどのテクニカルな部分も覗かせつつ、最後まで走り続ける爽快感が気持ちいいパフォーマンス。ブレない80’s USHCラブな曲は、普段あまりその辺のハードコアを聴かない自分には新鮮でした。

 

この日一番楽しみにしてたのは、四国のメロディックパンクバンドTURNCOAT。一曲目からいきなりカッコよくて、やっぱり最高だなっていう安心感と、まじで新作ヤバいのではという期待感が同時にやってきた。新作リリースを来年に控えた中、半分以上が新曲という攻めたセットリスト。目に見えた盛り上がりこそあまり見られなかったものの、次々と繰り出される新曲に半ば恍惚状態で聞き入っちゃいました。関西でのライブはレアということもあって、ライブ終了後はアンコールを求める大きな声が。ライブを見終わったあとに、普段メンバーの人たちがどんな音楽を聞いているのか知りたくてたまらなくなる、素晴らしいライブでした。

 
ラストを飾ったのは東京のDAIEI SPRAY。とにかくギターの音作りが素晴らしくて終始メロメロでした。中心に据えられた音楽はハードコアなんやけど、メロディーが全面に押し出された楽曲がものすごくキャッチーやし、安っぽくなることを恐れずに言うなら芸術性すら感じる曲の構成で、この日のライブを見て改めて好きになりました。Dag NastyやHusker Duが比較に出されるバンドやけど、ライブを見終わったあとは、なぜかDown By Lawが無性に聞きたくなりましたとさ。




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