これまでポップパンクシーンの先頭をひた走ってきたThe Wonder Yearsが新境地を見せるアルバムとして制作した”Sister Cities”が、リリースに先駆けてIndependentというサイトで全曲公開されたんですが、その1曲目が京都に関する曲やったので、思わず勢いで紹介します。
曲名は、”Raining In Kyoto”。歌い出しがタイトルそのままで、聴いた瞬間「Kyotoって言ってるー」ってなりました。
曲調はまさに雨どきの嫌ーな京都の雰囲気を見事に表現した、湿っぽくて悲しみに溢れた曲。特に京都に住んでる人は、曲調から京都感が溢れてるのが伝わるのではないかと。実際にジャパンツアーで訪れた時に作ったのかな。
京都が歌われた洋楽パンクロックといえば、Bad Religionの”Kyoto Now”があまりにも有名。うちに泊まりに来た海外のバンドのメンバーとかも口ずさんでました。
あとはパンクではないのかもですが、The Cureの”Kyoto Song”も有名ですよね。アジアンテイストを纏ったエキゾチックな曲です。
京都に対して抱くイメージって人それぞれで違いそうやのに、どの曲もなんだか悲しい曲調になっているのは面白いです。京都に住んでいる身として、こういう曲調に落ち着くのはなんとなく分かるなぁってのもあるので余計に。
ちなみに、The Wonder Yearsの新作は、今までと雰囲気がガラっと変わっていそうで興味津々です。
新譜に関しては、ちょろっと2、3曲聴いただけで、まだ噛み砕く段階でも味わう段階でもなく口に入れる途中って感じですが、またじっくり時間をかけて聴いてみようと思っています。