少し前のプエルトリコのハリケーン被害、そしてつい最近のラスベガスでの銃乱射事件を受けて、アメリカではいろんなベネフィットコンピがリリースされています。
今回はそんな中でもたくさんのバンド数が収録された、ボリューム満点のコンピレーションを2枚紹介します。
A Benefit Comp To Help Pay Medical Bills For Those Activists Fighting Against Fascism & Racism
フィラデルフィアにあるレーベル、Get Better Recordsが企画したコンピ。タイトルの通り、ファシズムやレイシズムに対して活動している人の医療費に収益を使うベネフィットコンピです。
収録されているのは119アーティスト。ポリティカルな姿勢を崩さないパンクバンド、Anti-Flagを筆頭に、Screaming Femals、Cayetana、Worriers、Open Cityなどが収録されています。知名度の高くないアーティストも多いので、新しい出会いが多そうなコンピです。
Vegas Strong: A Benefit from Punks in Vegas
ミュージックメディア、Punks In Vegasが企画したコンピレーション。先日のラスベガスで起こった銃乱射事件に対するベネフィットとなっています。
収録されているのは137アーティスト。The Menzingers、Direct Hit、Stickup Kid、Nothingtonなどが収録されています。
正直、ここまで収録アーティストが多いと聞かないよなぁとか思いつつ、ベネフィットコンピってことで、多くのアーティストが参加していること自体に意味があるのかなぁって思います。
こういうベネフィットコンピってたくさんあるから、「またかよー」って思っちゃう人も多いかもやけど、一つ一つ作る労力は並大抵のものじゃないし、課題や問題が起こったときに「よしやろう」と思う、意志の強さに基づいたフットワークの軽さは、自分も見習って行きたいなって思います。