2023年3月にリリースされたアルバムやEPから、おすすめの音源をサクっと紹介する記事です。
The Bouncing Souls “Ten Stories High”
説明不要のベテランパックロックバンドの最新作。自分はThe Bouncing Soulsがやっぱり大好きだなぁって感想しか出てこない最高のアルバムです。
最初に聞いたとき、ちょっとサウンドパッケージングが”まろやか過ぎる”んじゃないの?って思ってましたが、聞きまくった今はなんとも思わなくなりました。
思わず口ずさみたくなるキャッチーさ、何度聞いても熱くなれるサウンド、最高。LagwagonとFor A Reasonのライブを観た後に聞いたら、また一段と輝いて聴こえるから不思議。
Samiam “Stowaway”
こちらもベテランパンクバンドによる最新作。物悲しさと熱さのバランスが、相変わらず巧いですねー。
往年からのファンがどう感じるのかは謎ですが、マイルドな”Trips”を一番最初に聞いて、未だにそれが自分の中の最高傑作っていうニワカファンの自分にとっては、この作品も、バンドの新しい魅力が知れて嬉しいなぁって感想です。
MSPAINT “Post-American”
ミシシッピ州のPost Punk/Post Hardcoreバンドによるフルアルバム。リリースは、勢いのあるConvulse Recordsから。
自分の乏しい語彙力と偏った音楽遍歴じゃ、うまくバンドの魅力を表現できないので、とにかく音源を聞いてみて欲しいんですが、モダンなダンスミュージックとも融合したポストパンクって感じで、めちゃイケてるんですよね。聞いててテンションもあがるし、オシャレな気分にもなれる、そんな音源です。
GEL “Only Constant”
こちらもConvulse Recordsからのリリース、New Jersey HC の GEL の最新アルバム。ハードコアじゃなくてハードコアパンクとわざわざ形容したくなる、土臭さが最高にカッコいいです。1曲目のイントロとか、完全 Zeke やんっていうね。
ちょっぴりコミカルにも聞こえるギターリフのキャッチーさが、曲のなかでしっかりアクセントになっていて、シンプルやけど飽きのこないアルバムになってます。
City and Colour “The Love Still Held Me Near”
Alexisonfire のギタリストとしても知られる Dallas Green のソロプロジェクトによる7枚目のアルバム。この人の透き通った高音が大好きなんです。
聞いていると心が洗われるっていうか、その時の状態によっては、歌詞もわからず聞いていても涙がつーっと流れるくらい、不思議な魅力を持った声と楽曲。今作は、物悲しさよりも前を向く希望のようなポジティブな気持ちを感じる曲も多くて、寝る前に聞いて活力もらってます。
Dazy “OTHERBODY”
突如リリースされた、おそらくこの前に出たアルバムのB面集的な位置付けの作品。ワンパターンやんって言われたそれまでなんですが、エッジーなギターと気持ちいいメロディー展開が、初めて出会った時からずーっとツボです。
何かの記事を斜め読みしたときの記憶が間違ってなければ、確か一人で全部打ち込みで作ってるらしいです。一人でもこんなカッコいいバンドサウンド作れたら楽しいだろうなぁ。
そのほか、Boygenius、The Hold Steady、eleventwelfthなどがアルバムをリリースしていました。ぜひリリース情報はニュースサイトの方でチェックしてみてください。
あと、2月にリリースされたおすすめアルバムの記事もぜひ。
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