夏にアメリカ全土を駆け巡るパンクロックサーキットフェス、Warped Tour。現在は行われていませんが、来年復活するのではというニュースが駆け巡りました。
情報源となっているのは、Pollstar というライブ業界紙に対して語った Warped Tour 創設者の Kevin Lyman によるコメント。曰く、数週間中に何かしらを発表できるだろうとのことです。
2025年はWarped Tourの30周年にあたるミレニアムイヤーであることから、上記報道の前から復活が噂されていました。そこでは、Kevin Lyman ではなく Live Nation が運営に関わるみたいな噂もあったようですが、どうなることやら。
After reports indicating that Warped Tour was returning in 2025, founder Kevin Lyman has now spoken out that there are plans for Warped Tour’s return next year.https://t.co/8BNqybzS9n pic.twitter.com/0gTJyQlFv0
— Forbes Entertainment (@ForbesEnt) September 19, 2024
この報道を受けてSNS上は早速盛り上がりを見せ、早くもフェイクのラインナップ画像が登場して、おそらくフェイクだと気づいていない人の拡散力も相まって、多いにバズっていました。画像の下の方には、大きな文字で「実際のラインナップじゃないよ」って書いてあるのに。
若い世代の人にとったら Warped Tour はもう過去の産物なんだと思いますが、自分にとっては、高校時代に海外にライブを見に行くことに憧れるキッカケになったフェスなので、やっぱりいつまでも大切な存在です。
実際に Warped Tour を見に行って、おそらく音楽にそこまで興味のないティーンたちが友達と近くのお祭りにいくような感覚でたくさん会場に来ているのをみて(親が子供を見送るための専用レーンとかもあった)、こういう取り組みが海外のDIYシーンの盛り上がりの一端を担っているんだなぁって感心したし、そんな尊敬すべきイベントを長きにわたってサポートし続けていたって理由だけで、今でもスニーカーは VANS 一択だったりするほどです。
Live Nation が関わることになると、商業的な色合いが濃くなると批判を浴びそうな気配もありますが、もし復活するなら、そのイベントをキッカケにして一人でも多くのパンクロック好きがこの世界に生まれるといいなって思います。
最後に。Warped Tour といえば真っ先に思い浮かぶビデオを3つ貼っておきます。