音源を新しく公開する手段として音楽ストリーミングサービスを利用するのが一般的になって久しいですが、音源公開を無料で行ってくれる「Amuse」というサービスが登場したので紹介します。
このサービスのことを知ったのは、All Digital Musicというサイトで。
Amuseのことをサービスと紹介しましたが、正しくは「新しい音楽レーベルの形を目指す音楽レーベル」です。
SpotifyやApple Musicに音源を公開するには、あるサービスを介して公開してもらうやり方が一般的。日本だと、TuneCoreっていうサービスが広告とかも打ったりしてて有名なんかな。
TuneCoreの場合、得られる収益は100%アーティストに還元される一方で、1年間にいくらという単位で手数料がかかってしまいます。これは、同じようなサービスもだいたい同じ。
それに対して、今回紹介するAmuseは手数料が無料。
Amuseに登録して審査に通ると、SpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスに音源を配信してくれますが、それに関する手数料は一切かかりません。
しかもロイヤリティーも100%還元。めちゃくちゃ良くないですか。
上記の説明だけ読むと、「この会社どうやって儲けるんだ」と思っちゃいますが、Amuse曰く、利用者の中から優れたアーティストを発掘して、自分たちのレーベルと契約してもらうことで収益を上げていくというビジネスモデルだということ。
実際に、Adelというスウェーデンのラッパーを発掘して成功を収めていると書かれています。
Amuseの欠点は、ウェブサービスがなくモバイルアプリのみってことぐらいでしょうか。
でも最近は、自分たちの音源をスマホでやりとりするバンドやってる友達も周りに多いし、特に問題にならないかもなぁと思ったり。
あと、この記事はネット上の情報を元に書いていて、実際に自分で配信までこぎつけたわけじゃないから、他にもいくつかハードルが待ち受けているかもです。
でも、今や音楽の聞き方として一般的になっているSpotifyやApple Musicに、手数料が無料で自分たちの音楽を公開できるサービスってことで、利用しない手はないと思います。
音楽活動をしている人は、ぜひチェックしてみてください。
Link: http://amuse.io/
自分も、最近はSpotifyで音楽を聞くのが当たり前になってます。
パソコンを開いて作業しながら聞くことが多いので、便利なんですよね。好きな曲を集めてプレイリストを作ったりするのも楽しいし、これからどんどん面白い使い方ができるんじゃないかなって、リスナーとしてポジティブな感想を持ってます。
最後に、新しく始めたDistroサイトで取り扱っている音源を集めたプレイリストを貼っておきます。
Distroサイト「Pajammin Distro」と合わせてチェックしてみてください。