2017年の10月にリリースされる予定の音源から、個人的に注目しているものをピックアップして紹介します。
Iron Chic “You Can’t Stay Here”
みんな大好き、New York州、Long Islandのパンクロックバンド、Iron Chicの3枚目。パンクの王道を行くレーベル、SideOneDummyからのリリースです。
まだ公開されている曲は少ないですが、もはや間違いないに決まってると安心感たっぷりのバンドだけに、これまでの曲が好きな人はマストバイですね。
Citizen “As You Please”
メロディックパンク/ハードコアと呼ばれる路線から独自の変化を遂げて、これCitizenというカラーを築き上げたバンドの新作は、今まで先行公開されている楽曲を聞くに、これはヤバいことになるんじゃないかっていう期待しか感じない、名作の予感のやつです。
国内盤は、積極的な海外バンドの招聘や、一足先のトレンドを日本に持ち込むセンスのいいリリースを続けるレーベル、ICE GRILL$からです。
Hard Girls “Floating Now”
カリフォルニアの骨太なパンクロックバンド。2、3年前までは、かっこいいUSパンクロックバンドといえば、9.8割が東海岸出身って感じでしたが、ここ最近はこんな感じのバンドが西海岸からも出てきていて、いい感じですね。リリースはAsian Manから。
Wild Ones “Mirror Touch”
インディー/エモシーンにおいて独特の地位を築いているバンド、Wild Onesの最新作。ドリーミーでチルいサウンドは、これからの季節にもグッときそうな予感。
Kali Masi “Powerline Days”
シカゴ出身の期待の新人、Kali Masiのデビューアルバム。プロデュースは、元Defeaterのメンバーにして名プロデューサーのJay Maasです。
リリースがTake This To Heart Recordsからということもあって、所詮モダンなポップパンクバンドでしょって一聴しただけでやめちゃう人には、ぜひじっくりと聞いて欲しいバンド。ボーカルの腹から歌う感じが、Polar Bear ClubやLiving With Lionsのような、”あの時代”のメロディックパンクを彷彿とさせます。
あと、10月で楽しみなリリースでいうと、No Warningの復帰作(コチラ)とか、メジャーまでぐんぐん登っていったインディーロックシンガー、Julien Bakerの新作(コチラ)とか、Modern BaseballのJakeによるソロプロジェクト、Slaughter Beach, Dogのアルバム(コチラ)とかですかねー。