テンションあがるライブ動画で打線組んでみた

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みなさん、お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。

自分は今日が夏休み最終日なんです。で、最後まで休み気分を味わいたいなぁと思って昨日の深夜にYouTubeでライブ動画ディグをしてたら、勢いでこんな記事が出来上がりました。

「打線組んでみた」というタイトルにしてますが、正直、本当の野球チームのように打順は考えられていませんので悪しからず。いわゆる夜中3時のテンションってやつです。「結局この動画に帰ってきちゃうんだよなー」ってのをただ9個貼っただけと思ってもらえれば。

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Dillinger Four @ FEST 12

FESTの時期になると絶対毎年見ちゃう動画。1曲目のGainesvileのイントロが聞こえたときのみんなの興奮っぷり、自分がその場所にいたらと考えると自分ごとのように感じて、何度でもテンションあがります。

野暮にはなりますが、何のため説明しておくと、FESTは Gainesvilleで行われているパンクロックの祭典。地元がGainesvilleではない Dillinger Fourが歌う Gainesvilleという曲は、まさに FEST のことを歌った曲なんです。

 

Joyce Manor @ Nomad Art Gallery 2011

アルバムを出すたびに最高を更新し続けている大好きなバンド、Joyce Manor ですが、ことライブ動画となると初期厨となってしまう自分。好きな動画は数あれど、飾られた絵の位置も相まって不思議な雰囲気を放っているこの動画が一番好きですかね。

初期衝動っていうんですかね、この頃のセットの Joyce Manor は本当に脂が乗りまくっててカッコよすぎます。階段みたいなところから心配になるようなダイブをお客さんがかましてる動画もあったはずなんですが、このライブじゃなかったのかなぁ。今となっては見つからず。

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Tigers Jaw “The Sun” 2010

似たようなジャンルで、Tigers Jaw もやっぱり初期のライブ動画が好き。やっぱり黄金期のラインナップが揃っているライブをちゃんと見れなかった(野外で見たことはあります)ので、思い出 = ライブ動画なんですよね。

これまた好きなライブ動画はたくさんありますが、”The Sun”のイントロが流れた瞬間の前列のみんなの動きがわかりすぎるこの動画が一番テンションがあります。

 

Title Fight “Numb, But I Still Feel It / Shed” 2014

Joyce Manor、Tigers Jaw とくるとやっぱり見たくなるのが Title Fight のこの頃の動画。アルバム”Shed”をリリースして完全にバンドとして突き抜けたあとでのこの規模感のライブは貴重だよなとか、応える側のオーディエンスの気持ち次第で良いライブって更新していくんだよなとか、いろいろ考えてテンションあがる映像です。

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Survival @ OUTBREAK FESTIVAL 2013

ハードコアのライブ映像は基本的にテンションあがりますが、やっぱりここに帰ってきちゃうでいうと自分はコレ。まだLeedsの大きな会場で行われるデカフェスじゃなかったころのOutbreak Festivalから、マンチェスターストレートエッジことSurvivalのライブ動画です。

1曲目のイントロのボーカルの回転があまりにもカッコ良すぎるとか、観客のSide to Sideがスポーティすぎるとか、開始3曲だけで大満足できちゃう映像なんですが、一番好きなのは2曲目”Razoer’s Edge”のコーラスパートで、本来はメロディーがないはずなのに観客のシンガロングが一瞬だけプレミアリーグのチャントみたいになってるところです。

The Wonder Years “Logan Circle” 2010

ここまで挙げてきたライブ映像と違った種類の「テンションあがる」ですが、ライブ動画ディグを始めたら絶対に見ちゃうのがコレ。あまりのことに、途中からカメラを撮ってる人も釘付けにされちゃってるんですが、最前にいる少年の表情にキュンキュンしちゃう動画。

この映像を見て、なんでこんな表情になるんやろって知りたくなって歌詞を紐解いて言ったら、The Wonder Yearsの”Upsides”というアルバムが大好きになりましたとさ。Upsidesの歌詞について書いたブログがあるので、よかったら読んでみてください。

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Lemuria @ Jakarta 2014

これも定期的に見たくなるやつ。オーストラリアを回った後、日本をスキップして東南アジアに向かったLemuriaのアジア最終日の映像です。当時は、「なんで日本こうへんねん、絶対東南アジアより盛り上がると思うのに」ってへこたれてましたが、この動画を見て自分の考えが甘かったことを悟りました。今、海外バンドが東南アジア(特にインドネシア)でライブをしたらどれだけ盛り上がるかは、SNSとかの発展でみなさんご存知ですよね。

何がいいって、みんな笑顔でシンガロングしてること。パンクやハードコアのライブでのシンガロングって、みんなテンプレートのように鬼気迫る表情なイメージがあるんやけど、この映像は本当にピースフルな雰囲気で、それがメンバーにも伝染して笑顔を誘発させてるってのが本当に素敵です。

 

The Hotelier @ FEST 13

来月、ついにこれが日本で見れるんですよ。ってことで、エモファンはみんな一度は見たことであろうライブです。今となってはFESTでアルバム再現ライブをやるときは事前にオフィシャルでアナウンスされる(フライヤーに載ってる)けど、この当時はまだゲリラ的な感じやったんじゃないかな。

フルでやるよーっていうアナウンスに色めきたったフロアから聞こえてくる大シンガロング、たまりません。結局、最初の4曲だけ繰り返しなんども見ちゃってます。

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Modern Baseball “@Chl03k” acoustic show 2013

最後はしっとりとアコースティックライブ。2012年にリリースされた1stアルバム”Sports”の完全再現をやった2013年のショーケース。1曲ずつ、おそらく全ての楽曲がYouTubeに公開されています。全曲通して好きなライブ動画なんですが、1曲選ぶなら、もう古い歴史になろうとしている「Twitter」を知らない人が歌詞を読んでも何これ?ってなりそうなこの曲です。

結成当初はMOBOといえばこの二人で、デモを公開してメンバー募集してたんですよね。おそらく、ライブ時には4人体制になっていますが、アコースティックなので2人での演奏。残りのメンバーはおそらく友達と一緒にステージ横にいるんですが、その4〜5人の集団の雰囲気が大好きすぎて何度もみちゃいます。

内輪ノリっていう言葉はネガティブな意味で使われがちですが、知らない人も含めて内輪ノリのような雰囲気で楽しめるのがDIYショーケースの醍醐味だと思っていて、それを感じさせてくれるのが最高。

 


夜中のテンションでここまで書き上げて、ライブ動画をYouTubeで気軽に見れる世の中最高!って思ってたんですが、ちょうど昨日東京で行われたFiddleheadのライブの感想をSNSで見たりして、そら生のライブに映像は勝てないよなって思い直しました。

YouTubeに上がってる動画の中からテンションあがるものをピックアップしてますが、人生を変えたライブ映像となったら、自分が実際にみてそれが脳裏に焼きついてる映像が普通のランクインしてくるんで、やっぱり生で体験できるライブは素晴らしいです。

みなさんもライブ映像に元気をもらったら、その足でライブ会場にも足を運んでみてください。

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