歴史を変えた名作、A Day To Rememberのアルバム”Homesick”が2/2でリリース10周年を迎えました。
Homesickといえば、やっぱり1曲目を飾る”The Downfall of Us All”ですよね。
いまでもイントロの「ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルッドゥルッ」を聞けば、無条件でテンションがあります。
Set Your GoalsやFour Year Strongに激ハマリしていたときに、ちょうどリリースされたのがADTRのHomesick。それまでのリリースは知らなかったんやけど、もうハマりにハマって、とくに#1〜#3の流れは何回もリピートして聴いてた。
Warped Tourに行ってみたいなってタイミングでADTRの出演が発表されて、初めて海外に1人でライブを観に行ってみようと実行に移したきっかけになったバンドやし、当時のことを振り返るとどんどんいろんな思い出が蘇ってきて楽しいです。
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リリース10周年を記念していろんなメディアで特集記事が組まれてたんやけど、なかでもKerrangの特集記事が面白くって。
もともとBlink-182やRancidを聴いて育ったポップパンクキッズやったけど、地元フロリダのOcalaではメタルコアやハードコアが全盛期やったから、Homesickで花開いたような音楽ジャンルが生まれたとか、今振り返ればなるほどなと思う事実がうまくまとめられてます。
それ以外にもプロデュースしたNFGのChadがちょっとしたパートのメロディーを作ってたり、アルバムをミックスしたのはKillswitch Engageのメンバーやったりといった、これまでに知らなかったことも載っていたので、めちゃ興味深く読んじゃいました。
10周年っていうニュースをみて、久しぶりにアルバム通して聴いてみたけど、やっぱりとんでもない作品ですね。捨て曲がないし、興奮するパートが全曲に入ってるし。
20代ぐらいの人たちに今からADTRのHomesickを聴くように薦めるのは、NOFXやLagwagonを聴くように薦めるのと同じぐらい野暮なことかもしれないけど、聴いたことない人がいたらぜひ聴いてみてください。