Emoが好きな人ならフォローしている人も多いだろう Twitter アカウント、Emo Anniversary Bot が、更新ストップを発表しました。
Emo Anniversary Bot とは、アカウント名の通りツイートを自動で投稿する Bot で、大きくエモに括られる音源のリリース記念日にその音源を投稿するというアカウントです。
You Are Freaking Me Out by Samiam is now 26!
It was first released on 12 June 1997 pic.twitter.com/91lnbyc7mf— Emo Anniversary Bot (@EmoAnniversary) June 12, 2023
更新ストップの理由は、Twitter APIの有料化。なんでも月に100ドルも払わないといけなくなったらしく、それは割に合わないということで、とりあえず更新を止めるとのこと。
ただ、bot 自体は消さないし、更新をまた始められるようになるまでに、ウェブサイトを作ったりメルマガを配信したりしようかな、って感じみたいです。
The bot isn’t dead (yet), but it might be a little bit to get it running again. Maybe in the mean time I’ll make a website or an email newsletter? idk let me know what you’d like.
— Emo Anniversary Bot (@EmoAnniversary) June 17, 2023
自分もアカウントをフォローしていて、「あぁ、この音源ってリリースからこんだけ経つんやぁ」ってなるのを楽しんでいたので、このニュースは残念。しかも休止の理由がプラットフォーム側の仕様変更ってのが、また考えさせられるなぁってなりました。
それこそTwitterで、たまに「Spotify や Apple Music はいつサービス終了するか分からないから、大切な音源はフィジカルで持っておくべき」みたいな論調がたまに流れてくるけど、すぐにそのことを思い出したもんね。
突き詰めて考えたら、個人がネット上で垂れ流してることの価値を享受してる人なんて数限られるし、人はみんないつか死ぬんやし、ってところに行き着いちゃうけど、自分がこの世に生み出した何かしらが、自分の関係ない理由によっていつでも消えちゃう可能性があるってのは、グッと来るものがあったので、日記をしたためました。
デジタル上でだけ価値を残そうと頑張るのは、やっぱり違うよなぁって気持ちを強くもって、明日から生きていこうと思います。
(6/29 追記)現在、Emo Anniversary Bot は通常通り運用されています。何かの勘違いだったんでしょうか。