Emo’s Not Dead を掲げるYouTuber、Matt Cutshall が面白い!

Photo from Facebook

海外ではすでに話題になっていそうな YouTuber、Matt Cutshall を紹介する記事です。

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Matt Cutshall とは

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Matt Cutshall は “Emo’s Not Dead” を掲げる YouTuber。1年ほど前から動画をアップし始めたようで、2020年12月時点のチャンネル登録者数は24万人となっています。

“Emo” と言ってもいろんな定義がありますが、Matt が言及しているのは ゴス系のエモファッションに代表される Emo。バンドで言うと、My Chemical Romance や Madina Lake、We Came As Romans など、メタルコア的要素も含むバンド(サイト「Is This Band Emo?」で Emoじゃないって判定されるようなバンドたち)が該当する感じですかね。

今は死に絶えてしまったエモキッズの文化を現代に蘇らせようという活動を、半分パロディー的なテンションで行っている人、ってのが一番分かりやすい説明ですかね。

Link: Matt Cutshall (Twitter)

 

アップしている動画

アップしている動画は、2020年の12/23時点で19本。そのほとんどが、”felt emo again might delete” というタイトルの動画です。

その動画の実態は、有名な “Emo” ソングをフィーチャーしたパロディビデオ。勝手に曲を使ってるから “might delete” ってことやと思います。

だいたいの動画が、ボーイフレンドが突然 “Emo” になるというストーリー。ちゃんと歌詞に沿った映像になっていて、しょうもなさにクスっとしちゃう類の面白さになっています。

 

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オリジナル曲 “A Letter To Ashley” はマストチェック

で、ここからが本題。つい最近、Your Broken Heroという架空のバンド名義で “A Letter To Ashley”っていうオリジナル曲のミュージックビデオを公開したんですが、これがめちゃくちゃ名曲なんです。

何が素晴らしいって、彼の言う “Emo” の時代の楽曲やそのミュージックビデオに登場した要素が登場しまくること。3連の手拍子とかSecond Verse の息継ぎのない歌載せとか、めちゃくちゃ懐かしい気持ちになりますし、写真を見つめたり昔のケータイでテキストを打ったり、あの時代の”MVあるある”が詰まりすぎてて、何回観ても飽きません。

いろんな要素が詰まってますが、一番真っ先に思い浮かべるのはやっぱり All Time Low ですかね。タメが入ってからの Ashley っていう名前を叫んじゃうサビ入り、たまんないです。

 

 

音楽系パロディYouTubeと言えば…

上で紹介した “Your Broken Hero” を初めて聴いた時、真っ先に浮かんだのは Jarrod Alonge のこと。彼も同じく、Pop Punk や Easycore、Hardcore なんかのパロディ動画を作っていたクリエイターです。

一番最初に話題になったのは “Every Pop Punk Vocalist” という動画。その当時、勢いも人気もあったポップパンクシーンのバンドのステージングあるあるを、面白おかしくパロった映像です。

 

で、彼が凄かったのは、この上の動画内に登場する架空のポップパンクバンド Sunrise Skater Kids 名義で、オリジナル曲をリリースしたこと。As It Is のボーカル Patty にボーカルを歌ってもらい、”Pop Punk Pizza Party” をリリースしました。これ、いろんな要素が詰まってて、今聞いても思わず聞き入っちゃう名曲です。

関連記事: Sunrise Skater Kidsがついに始動! | PUNX SAVE THE EARTH -blog-(old)

 


最後は全然関係ない人の紹介で終わっちゃいましたが、Matt Cutshall に興味が湧きましたか?

面白い動画をどんどんアップしてくれそうな気がするので、これからも注目していきたいなと思います。

ちなみに、Emo’s Not Dead っていうオフィシャルサイトがあって、そこでオリジナルグッズも販売しているので、良かったらチェックしてみてください。誰が買うねん!っていうダサ懐かしいマーチばっかりですけどね。

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