Fuji Rock FestivalがYouTubeでライブ配信されると聞いて思ったこと

Photo from Cinra

何気なくTwitterを見ていて知ったんですが、Fuji Rock FestivalがYoutubeでライブ配信されるみたいですね。

 

今年からなのか、すでに何年か前からなのかは知らないけど、時代の流れってやつですね。もちろん、全日程全ステージ配信とかではなく、特定のライブやインタビューだけが配信になるみたいですが、現地に行かなくてもリアルタイムでライブが観れるってのは、数年前までは考えられなかったこと。いろいろ考えちゃいます。

(参考記事: 『FUJI ROCK FESTIVAL ’18』、YouTubeでのライブ配信が決定 | CINRA.net)


 
正直、今の通信や映像のクオリティーやと、パソコンの前で生中継のライブ映像を見るよりも、実際に演奏者がいて音がなっている場所でライブを体感する方が、確実に感じるものや得られるものが大きいと断言できるけど、テクノロジーが発達しても果たしてそれは本当にそうなんやろうかって思っちゃう。

たとえば、通信速度が今よりもずっと速くなってもっと安定して、VRによる生中継がもっと当たり前のものになる未来が来るとすれば、家でVRヘッドセットを被って、まるでライブ会場にいるような体験をしながら、なおかつ遠くにいる友達とボイスチャットで話しながら、ライブを観るってのが当たり前になるかもしれない。

そうなったとしたら、実際にライブ会場に行くよりも時間もお金の節約できるから、家でVRヘッドセットでライブを楽しむのが多数派になるっていう未来になるかもしれない。

 

自分はテクノロジーに携わる会社でテクノロジーに関わる仕事をしてるけど、上で書いたような未来は絶対に訪れて欲しくないという矛盾した思いを抱えて働いてる。なぜ嫌かと言われれば、理由はわからない。もう、その時点で自分はおっさんなのかもしれないって思っちゃう。

でも、絶対にパンクやハードコアのライブは、みんなが一つの場所に集まってその価値を享受するものであって欲しい。いろんなコミュニケーションの手段があるけど、Face to Face、Body to Bodyだからこその魅力がぐんと詰まってるのが自分の好きなライブの空間。その「好き」をしつこく、しつこく、共有していきたい。

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