この記事は、YouTubeの再生リストをブログなどのウェブサイトに埋め込む方法を紹介する記事です。再生リストの活用方法も一緒に紹介しています。
YouTubeの再生リストをウェブサイトに埋め込む手順
まずは、YouTubeの再生リストをウェブサイトに埋め込む手順を紹介します。
なお、再生リストのURLをコピーして貼り付けるだけでウェブサイトに埋め込むことができるWordpressテーマも存在するので、まずはそちらの方法でうまくいかないかも試してみてください。
1.再生リストにアクセスして、URLのlist=以降の部分をコピーする
今回の例では、コチラのCommunity Recordsの10周年記念ショウのライブ動画をまとめたリストを例に説明します。再生リストのURLのlist=以降の部分、「PL8Xif5YGToBo1R4gzX9zXthJDOinlfipW」をコピーしておきます。
2.【貼り付け】の部分にコピーしたリストIDを貼り付ける
下記は、横640px – 縦360px(16:9)の画面サイズで埋め込む場合のコードになっています。好みに応じて width と height の部分の数字は変更してください。
<iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/videoseries?list=【貼り付け】" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe>
3. 上記で生成したコードを埋め込む
今回の例だと、リストを埋め込むために貼り付けるコードは以下のようになります。
<iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/videoseries?list=PL8Xif5YGToBo1R4gzX9zXthJDOinlfipW" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe>
そちらをサイトに埋め込んだ結果が以下のようになります。リストに登録されている動画が連続で再生できるように埋め込まれるのがわかります。
IDやコードをコピーするのは手間がかかりますが、手順自体はとても簡単ですよね。
再生リストの活用方法
続いて、YouTubeの再生リストの活用方法の紹介です。
サイトに埋め込むということは、情報をまとめて人に紹介したい場合だと思うので、その前提での使い方を紹介していきます。
YouTubeでお気に入りのプレイリストを作る
これは音楽に限ったことではないですが、お気に入りの動画を一つのリストにまとめて、それを紹介するという使い方ができます。
最近ではSpotifyやApple Musicなどストリーミングサービスを使って音楽を聞いている人が多いと思いますし、そんなストリーミングサービスにも再生リストを作ってシェアする仕組みがありますが、やっぱりYouTubeの方が聴く側のハードルが低いので、YouTubeで再生リストを作ってシェアすることにメリットはあると思います。
ここでは参考までに、自分のiPodに入っていた”Pop Punk”というプレイリストをYouTubeで再生リストにしたものを貼っておきます。2009年から2010年ごろに、自分が聴きまくっていたプレイリストですね。
ライブのセットリストを再生リストにする
めちゃくちゃ良かったライブって、セットリストをそのままあとで聞き返したりしたくなりませんか?自分はそういう気持ちになったライブが過去にいくつかあります。ということで、YouTubeの再生リストでライブのセットリストを再現してしまうという使い方もできます。
参考までに、自分がライブストリーミングを観て、来年こそは絶対にFESTに行くんだと決意したPolar Bear ClubのFEST 10でのセットリストをまとめた再生リストを貼っておきます。
音源をYouTubeの再生リストを使って公開する
海外のアーティストやレーベルがよくやってることなんですが、YouTubeの再生リストを使って音源をフルストリーミング可能にするって活用方法もあります。日本のバンドやとbandcampを使って公開する人が多いと思うんですが、YouTubeを使ってる層も多いと思うんで、聞いてもらえる人の間口を広げたい人はぜひトライしてみてはどうでしょう。
ここでは、今年Epitaph RecordsからデビューフルアルバムをリリースしたSave Faceのアルバムを貼っておきます。全曲ミュージックビデオっていうイカついプロモーションになってます。
ライブの動画を再生リストで公開する
最後に紹介するのは、イベント全体の動画を1つの再生リストにまとめて公開するという活用方法です。1バンドずつ動画としては存在させつつ、イベント全体の動画をまとめてチェックしてもらえるのがメリットです。
これは、上で埋め込み方の手順を説明するときに紹介したCommunity Recordsのライブ動画とかが参考例ですね。
最近は、YouTube Music というストリーミングサービスが始まって、Spotify や Apple Music で聴ける曲のほとんどは、YouTubeにもアップされています。
埋め込むためのウェブサイトを持っていない人でも、TwitterやLINEでシェアして自分の好きな音楽をプレイリストで紹介することは出来ますし、ミックステープを作る感覚でぜひYouTubeのオリジナルプレイリストを作ってみてください。