Sincere Engineerの新曲に参加するBrendan Kellyの歌声がカッコいい

Photo from Dying Scene

シカゴのメロディックパンクバンドSincere Engineerが、最近新曲”Parting Gift”をリリースしました。

アコースティック調のこの楽曲には、同郷の先輩バンド The Lawrence Arms のベースボーカルである Brendan Kelly がゲスト参加しています。

この曲を初めて聴いたとき、真っ先に浮かんだ感想は「Brendan Kellyってこんな歌声やったっけ?」というもの。実は、The Lawrence Arms のサウンドはおそらく大好きなはずなのに、ボーカルの声があまり好みではないという理由で、これまでThe Lawrence Armsをちゃんと聴き込んでこなかったんですよね。

ただ今回、Sincere Engineer の楽曲で聴ける Brendan の声は、土臭いパンクロックにぴったりの渋い低音。まさに自分好みの声やったので、驚きがハンパじゃなかったんです。

Sponsored Link

「もしかして自分の記憶違い?」と思い、The Lawrence Arms のアルバムやライブ映像を改めてチェックしてみました。でもやっぱり、Brendan がメインで歌う楽曲では特徴的な高音のダミ声がメイン。なので、「歳を重ねて歌声が変わったのかも」と考えていろいろリサーチしてみました。

すると2013年に The Inertia というメディアで行われたインタビュー記事で、Brendan 自身が自分の歌声について語っているのを発見。「ハイトーンな鼻声」と「Goo Goo Dolls のベーシストを真似て手に入れた低音の声」の2種類の歌声があって、最近は後者の歌声のほうが自然に感じるようになってきていると語ってました。

Link: Interview: Brendan Kelly | The Inertia

ってことで、おそらくこの「新しい方の声」をさらに進化させた結果が、今回の Sincere Engineer の楽曲で聴ける渋い歌声なのかなぁと。

実際のところは本人にしかわかりませんが、今の Brendan Kelly の歌声は本当にカッコ良すぎるので、この声でぜひアコースティックソロアルバムなんかをリリースしてくれたら嬉しいです。

 

(追記: 記事をアップしたあとに、激渋の歌声で歌うアコースティックライブの映像を見つけました。この声、大好きです。)

 

Sponsored Link