ceroが大成功を収めた「有料ライブ配信」の可能性

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コロナウイルスの感染拡大防止のために、数々のライブイベントがキャンセルとなっている今日このごろ。

そんな中で、一筋の光が差し込んだ感あるなーと思った、ceroの有料ライブ配信について紹介します。

 

ceroは東京で活動する3人組のポップバンド。とはいっても、オフィシャルサイトから説明を取ってきただけで、個人的には楽曲をちゃんと聞いたことがありません。知ってるのはカクバリズム関係のバンドってことだけ。

よく名前を聞くし、知らないうちにテレビCMとかで曲を耳にしてるんじゃないかなーって思ってます。(あと、なんとなくSuchmosとイメージがカブってます。)

 

そんなceroの有料ライブ配信は、3/13(金)の21:00から行われました。告知はわずか2日前だったのにも関わらず、大成功を収めます。

およそ1時間ほどのライブになることが事前に伝えられていて(実際どれくらいの時間になったかは知りません)、チケット代は1000円。それに加えて、チケットを購入する時に500円単位で投げ銭をプラスできるシステムだったようです。

 

このライブが実施されるまでは、自分の知る限り、ほとんどのライブが開催キャンセルか、配信するにしても無料って感じでした。

「ライブを開催しなかったらお客さんを悲しませるし、ライブを開催したらバッシングを受ける、完全に板挟みだし、どうすればいいんだ。」的なコメントをしている人も多かったように思います。

自粛でも強行実施でもない、いわば第3のアイデアとして実施されたceroの有料ライブは、普段、仕事でいろんな課題解決に取り組んでいる自分にはグッと刺さりました。

アーティスト側からしたら収益をあげられるのが何よりのメリットですし、お客さん側からしても、アーティストをサポートできる嬉しさを享受しつつ、特別なものに参加してる満足感も得られるので、いわゆるwin-winってやつですよね。

 

ceroが有料ライブ配信を行ったのは、ZAIKOと呼ばれるウェブサービス。オフィシャルサイトのプレスリリースを見てみると、一番古い記事が2019年11月なので、まだまだ新しいサービスなんですかね。

コロナウイルスの感染拡大を防がなければ行けない今のような状況においてはもちろんですが、この状況が終わったあとも、いろいろな役立て方がありそうで、いいなぁって思います。

パッと考えただけでも、たとえばソールドアウトしたライブをオンラインでも有料配信にしたり、メンバーの都合で日中や夜中にしかライブを行えないときでもアーカイブ機能を使って後から閲覧可能にしたりと、活用アイデアが思いつきますもんね。

もし、ライブを配信しようと考えている人は、ぜひ選択肢の一つとしてZAIKOも検討してみてください。

 

今回こんな記事を書きましたが、会場に足を運んで五感で楽しむライブの魅力はもちろん分かっています。

一刻も早く、今の閉塞感のある状況が終わってくれることを願っています。

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