映画「グッド・ヴァイブレーションズ」を観た

「グッド・ヴァイブレーションズ」という映画を Prime Video で観ました。

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2012年に制作され、日本では2019年に劇場公開された映画。北アイルランドのベルファストという街でレコード店兼レーベル “Good Vibrations” を立ち上げ、ベルファストパンクシーンの祖と崇められることになったテリー・フーリーという人物を描いた物語です。

地域を分断するような紛争が繰り広げられる1970年代後半に、どうやってベルファストのパンクロックシーンが興っていったのが描かれていて、どんどん引き込まれていきました。めちゃくちゃいいシーンで Stiff Little Fingers の “Alternative Ulster” が使われるんですが、歌詞がストーリーと見事にリンクしていて、テンションあがりましたね。

 

映画に描かれた時代、地域にパンクロックが生まれた理由や、そこに住む人たちに与えた影響をまじまじと見せつけられた結果、今、この時代、この年齢になってパンクロックを愛する理由をちゃんと言語化しておきたいなって、そんなことを考えちゃいました。

最初は曲のキャッチーさと荒々しさに魅了されて、ちょっと調べるうちに、世の中に中指を立てながらもビジネス的に成功した Brett Gurewitz や Fat Mike のカッコよさに憧れるようになって、どんどん深掘るうちに、行動とメッセージで良きコミュニティを作り上げようとした Ian MacKaye に心動かされて・・・。そんな感じで、パンクロックに出会った頃は、音楽性以外の部分でもパンクの魅力に順調にハマっていったのに、ここ最近は、惰性でフィードに流れてくる音楽を聴くだけになってしまっているなぁって。

 

あと、シンプルに元気をもらえましたね。自分の好きに従うこと、とにかく行動してみることが大事っていうポジティブなメッセージを受け取ることが出来ました。明日からの生活に活力が欲しいっていうタイミングで観るのにオススメの映画です!

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