ニッチで雑多な情報との出会いをTwitterに期待するのはもう無理かもしれない

Image from Twitter

仕様やUIが変更されたTwitterがストレスフルすぎて、思わず記事にした次第。

Twitterのタイムラインが、「おすすめ」と「フォロー中」の2分割になり、なおかつUI的に優先を表す左側に「おすすめ」が配置されることとなりました。

「おすすめ」には、自分のフォローしている人のツイートだけでなく、「おそらく興味あるだろうな」とか「これバズってるぜ」的なツイートが、Twitterのアルゴリズムによってサジェストされて表示されます。

この仕様変更により、Twitterがかなりストレスフルなものになったんです。

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テキストでの情報摂取が好きな自分にとって、これまでのTwitterは、いろんな情報と出会える刺激的で楽しいツールでした。

基本的には音楽の趣味が合いそうな人を中心にフォローしているんですが、何がいいって、音楽の趣味が合う人たちが、ほかにどのようなことに興味があるかってのを知れることだったんですよね。

たとえ同じ音楽が好きだからと言っても、そのほかに興味があることは違うし、一つの事象に対する考え方や価値観も違う。でも、同じ音楽が好きという共通項があるからこそ、興味を持って情報を摂取できたんです。

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でも、最近目に飛び込んでくる情報は、知らない誰かのバズってる情報ばかり。たとえば、AIに関する情報をあとで読もうと「いいね」したことが理由で、AIに関する別の情報がおすすめで表示されたりするんですが、その機械的な関連性には魅力を一切感じないんですよね。

で、たぶん、自分がかつて好きだった「ニッチで雑多な情報を、ゆるいつながりから得る」という使い方は、Twitterではもう無理なんだろうなぁって思うようになりました。これからは、無機質な情報検索ツールとして、トピックごとに別アカウントを作って管理するか、トピックごとにリストを作ってTweetdeckで管理するかのどちらかで、使っていこうかなぁって気持ちです。

 

そうなると、これまでTwitterで出会えていた類の情報は、外に出て人に会わないと得られないようになるんだろうなとも思っています。

それは決してネガティブなことではないってのが、今の救いです。もっと外に出ないとな。

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