[Disk Review] Forests “Spending Eternity In A Japanese Convenience Store”

Image from bandcamp

6月に再来日が決まったシンガポールのEmoバンド、Forestsの2ndアルバムをレビュー!

 

1stアルバム”Sun Eat Moon Grave Party”のリリースで世界的な知名度をグッとあげた中での2年ぶりとなるフルアルバム。

フィジカル音源はUKの名門Dog Knights Productionsからリリースされていますが、もはや当たり前と言うべき流れだと思います。

 

1曲目にキラータイトル(?)かつキラーチューンの”Kawaii Hawaii”を持ってきた時点で名盤決定ですよね。

涼しげな音でありながら、ライブ会場で熱気に包まれた時の楽しさが用意に想像できちゃうこの曲でグッと掴まれて、そのまま音源の深いところにズルズル引き込まれていきます。

 

どうしてもアジア圏のEmo/Indieバンドって、ポストロックやマスロック寄りのバンドが多いイメージなんですが、Forestsはとにかくキャッチーなんですよね。だから、メロディックパンクが好きな自分もすっと聞けちゃいます。

たとえば#3″Goldust”のようにマスロック的アプローチのある曲でも、踊りたくなるようなリズムに載せたり掛け声を入れたりすることで、聞いていて疲れないし明るい気持ちになるんですよね。

前作と比べてもよりポップな仕上がりになっているので、ファン層を広げる作品になっていると思います。

 

作品を通して聴いたときにバンドの魅力だと感じるのが、ワードチョイスのセンスですね。思わず口ずさみたくなるフレーズが随所に仕込まれていて、ふとした時に歌っちゃってる自分に気づくと、くそやられたって気持ちになります。

あと、相変わらず言葉遊びも冴えてます。冒頭のKawaii Hawaiiなんかもそうですし、UKのマスロックバンドTTNG(This Town Needs Gun)の名前をモジった4″This Town Needs Fun”なんかもクスっとしちゃいます。

 

個人的に一番好きな曲は#7″You Must Be Fun at Parties”ですね。American Footballを感じさせるギターフレーズを随所に散りばめたり、Emoバンドの間で使い古された”Nothing stay the same”をしょっぱなに持ってきたりと、興奮する要素は語り尽くせません。

作品全体を通してギターサウンドがどこか涼しげなのもいいなって思うポイント。これからの季節、休日を一緒に過ごすお供におすすめですよ。

 

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