すでにチケット売切れなのに?フロリダのThe Festが更なる追加ラインナップを発表!

Image from Twitter

今年は「行けたらなぁ」的な妄想もお預けを喰らいそうですね、海外フェス。

フロリダのDIYパンクロックフェス、The Fest のラインナップが追加されました。チケットはすでに売り切れいるにも関わらず、です。

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フロリダのThe Festってどんなフェス?

このブログをずっと読んでくださってる方は、次のセクションまで読み飛ばしてもらって結構です。このブログでは、本当に何回も「The Festは最高のフェスだ!」と言い続けてきているので。

The Fest はフロリダの Gainesville という小さな田舎町で、毎年10月末から11月頭にかけての週末に行われているパンクロックフェス。主催の Tony & Saraという二人のキーパーソンのほか、さまざまなレーベルやボランティアの協力によって成り立っている、世界最高峰のDIYフェスです。

Gainesville は、メロディックパンクファンにはおなじみ、老舗のレーベル No Idea Records の本拠地として知られ、Hot Water Music, Less Than Jake, Against Me! (正確には出身地は違う)など、数々のパンクバンドを輩出した町。そんなパンクビレッジになったのは、アメリカでも有数の名門校として知られるフロリダ大学があることが関係しているとか、いないとか。(詳しくはゲインズビルパンクの歴史本を読んでみてください。)

でっかい会場が用意されているのではなく、町にある大小さまざまな venue(≒ ライブハウス)を使って開催されるのも、他の大規模フェスとは一線を画すポイント。本来は肌寒く感じるはずの季節に開催されるんですが、現地はだいたい半袖で歩くのが気持ちいい気候に恵まれ、まさに “Feels like summer” な開放感も気分を上げてくれる理由なんです。

 

2021年開催のFest19のチケットはすでに売り切れ

タイトルでも触れましたが、今年開催のFest19のチケットは、すでにソールドアウトが発表されています。

開催される頃には、大勢の人にワクチンが行き渡っているだろう予想とはいえ、例年より発行するチケットを減らしたからなんじゃないですかね。

ちなみにThe Festは、開催年の西暦下2桁とフェス自体の連番が1つだけズレていることで有名でしたが、去年、コロナのせいで延期となってしまったため、現在は2つズレちゃいました。1つズレよりも逆に分かりやすくなったかもですね。

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今回追加されたバンドとは?

すでにソールドアウトしているので、本来ならラインナップを増やさなくていいはずなのに、今年の The Fest は本気度が違います。

コロナで溜まった鬱憤を晴らすべく、来てもらえる人たちや集まるアーティストたちに楽しんでもらおう、という心意気が伺えますね。

新たに発表されたのは、PEARS や Direct Hit!、Elway といった、これぞFESTといったバンドを始め、バーチャルツアーを積極的に行なっている Ratboys、先日久しぶりの音源をリリースした The Casket Lottery、新進気鋭の要注目エモ Camp Trash など。

すでにフライヤーの豪華さは、インフレを起こしすぎて何も感じないぐらいのレベルにまで達していますが、決して勢いを緩めないぞ!という決意が伝わってきますね。

 

あと、Into It. Over It. が Proper のフルセットを行うことも発表されています。ここ数年の The Fest は、いろんなアーティストの Exclusive Set が目玉の一つになってる感ありますね。

ちなみに、IIOI こと Evan Weiss の告知スタイルが新しかったので、そのツイートも貼っておきます。(発表する前に、こんなことを発表するよっていうツイート。)


 

例年、山盛りのラインナップから、まだ知らないアーティストをディグるのも楽しみにしているんですが、今年はすごい数のアーティストが発表されているので、ディグりがいがありそうですね。

自分のディストロ、Pajammin Distro で音源を取り扱っているアーティストもたくさん出演するので、気になるアーティストがいたら、音源が売っていないかチェックしてみてください。

Link: Bands | The Fest

 

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