White Reaperの新譜、果たしてこれはカッコいいのか

楽しみにしていた2023年リリースの1つ、White Reaperのニューアルバム”Asking For A Ride“に関する感想をしたためてみました。

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いつものごとく、Spotifyのダウンロード機能を使って事前にダウンロードしておいて、初めて聞いたのが仕事に向かう駅のホーム。さてさて、どんなカッコいい音が飛び出してくるのかなぁと楽しみに1曲目を再生してみて、最初に出てきた感想が「ダサすぎる」でした。

もちろん、某ブログを丸パクリした上でいうと、「ダサい」というのは褒め言葉です。ドラムがドタバタしてる感じとか、臭いギターがマイナー調のメロディーを刻んでる感じとか、90’sの西海岸メロコア風味があって、めちゃくちゃテンションあがったんですよね。(しかも後から気づいたんですが、この1曲目がまさかのアルバムのタイトル曲なんです。)

 

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で、2曲目”Bozo”の出だしのメロディーを聞いて、自分の中でモヤモヤしていた気持ちが確信に変わります。これは、90’sメロコアに多大な影響を受けた作品だなって。

だって、出だしのメロディーとか、声色も含めてDescendents/ALL過ぎるんですもん。これで狙ってないって言われたら、嘘です。

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それ以降も飛び出してくるのは、臭くてダサいサウンドの曲ばかり。最後だけ帳尻合わせるようにオシャレでチルい”Pages”って曲で終わるんですけど、それ以外はコテコテすぎ。#7″Funny Farm”〜#8″Pink Slip”あたりは、どことなくCrime In Stereo感も感じたり。

とにかく、今の時代にこんなサウンドに変えてくるなんて最高すぎるぜーと一人でウホウホしてしまって、思わずブログ記事を書いたって感じです。

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かなり気になってるのは、White Reaperファンは今回の作品をどう思ってるのかなってこと。ほとんどの人が2017年作のアルバム “The World’s Best American Band” で White Reaper のことを好きになったやろうから、その路線を期待してた人は、悪い意味で「ダセェ」ってなっちゃうんじゃないかなーって思うんですよね。

 

 

あと、海外メディアでの評価も気になります。Greta Van Fleatのあのサウンドが異様に評価されて「ロックの未来だ」とか言われたみたいに、「White Reaperこそパンクロックの未来だ」って言われたりしないかな。まぁ、もしそんな評価をしてるメディアがあったら、絶対信頼できないんですけど笑

ってことで、White Reaperの新譜”Asking For A Ride“を聞いたら、ぜひ感想をTwitterとかで教えてもらえると嬉しいです。

 

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