2023年に新作のリリースが決まっている、もしくは期待されているアーティストの中から、特に楽しみな10組を紹介します。
Fiddlehead
Have Heart や Basement のメンバーから成るボストンの Alternative Rock / Punk バンド。2014年の衝撃のデビュー作から順調にキャリアを重ね、最新リリースの “Between the Richness” はいろんなメディアで2021年のベストアルバムに選出されていました。
先日、3枚目のアルバムの録音が完了したことをTwitterで報告していたので、おそらく2023年中にリリースされるんじゃないかと。めちゃくちゃ好きなバンドなので楽しみです。
LP3 tracking done 🥴🥰🫣
— Fiddlehead (@fiddleheadusa) January 6, 2023
White Reaper
“The World’s Best American Band” を自称するケンタッキー州出身のガレージパンクバンド。デビュー作をPolyvinylからリリースするなどインディーシーンに突如登場した大型新人って感じでしたが、気づけばワーナーからリリースするなど、どんどん大きなバンドになっちゃいました。
新作のリリースはすでに発表済みで、リリースは今月末。リリースされた作品をリアルタイムでちゃんと聴いたことないバンドやったりするんで、今作はガッツリ聴き込みたいなと今から思っています。
eleventwelfth
来日経験があったり国内盤CDがリリースされていたりと、日本でもおなじみジャカルタを拠点に活動する Indie Rock バンド。実は昨年のこの特集記事でも取り上げたバンドやったんですが、リリース時期が今年にずれこみました。
昨年末に新曲が1曲先行公開されましたが、世界観ムンムンのグッドチューンでしたね。この曲を制作するときに影響を受けた曲のプレイリストと合わせてチェックしてみてください。toeやElephant Gym、Covetなんかが好きな人はマストチェックで!
Hodera
ニュージャージーの Alt-Country プロジェクト。いわゆる Alt-Counry に分類されるアーティストと比べて、パンク色が色濃いというか、しっかりバンドサウンドとして成り立ってる感じが好きなんですよね。
リリースインフォをもう発表済みで、1/24に “Dear Friend”というアルバムをLonely Ghost Recordsからリリースする予定です。1曲目を飾る”Waiting”がいきなり名曲やったので、かなり期待してます。
Home Is Where
2021年の”i became birds”のリリースによって、一気にシーンの注目株となったフロリダの Alternative Rock バンド。去年リリースした Record Setter とのスプリットも良かったですよね。
まだ正式なリリースインフォは出てないですが、Stereogumの記事で「2023年のリリースを期待するアーティスト」として特集されてました。フルアルバムとなると、どんな音楽性になるのかなぁって興味津々。やっぱりSkreamz的なアプローチになるのかなと思いつつ、”assisted harakiri”的な名曲を期待しちゃいます。
Stay Inside
ニューヨークの Emo / Post Hardcore。こちらも同じくStereogumの記事で特集されてただけで、正式な今年中のリリースはまだ発表されていません。
2020年リリースのアルバム”Viewing”がめちゃくちゃ良かったので、次も同じくらいすごいのを出せるのか?って期待しちゃうバンド。前作はフィジカルリリースが遅れたこともあって、ジワジワ人気が広がっていく感じあったので、次作はガツンと盛り上がるといいなぁと思います。
Paramore
説明不要なロックバンド。昨年久しぶりにカムバックしました。
すでにリリースインフォは発表済み。アルバムのタイトル曲 “This Is Why” がカッコよすぎた(特にサビ!)ので、マジで楽しみです。年末に公開されたNMEの「How Paramore became a vital band for the Black rock community」って記事もめちゃくちゃ興味深かったので、DeepL翻訳で翻訳して読んでみてください。
falls
この記事で一番遠いところにいるアーティストがParamoreだとしたら、一番近いところにいるアーティストがこのfalls。東京を拠点に活動する3ピースパンクバンドです。
まだ正式なリリースインフォは出ていませんが、昨年末にレコーディングしていたようなので、何か出るとしたら今年でしょう。またライブも見たいなぁ。
Restraining Order
マサチューセッツ州のハードコアパンクバンド。あまりモダンなハードコアバンドの音源を追いかけなくなってしまった自分ですが、このバンドだけは楽しみに追いかけてるんです。
まだ正式なリリースインフォは出てないですが、昨年9月に”Flight Back”って新曲を1曲だけリリースしてたので、これが収録されてる何かしらの音源が今年出てくれないかなぁと願ってます。ぜひパンクロック好きにチェックして欲しいハードコアパンクバンドです!
コロナ禍のスタジオライブ映像の衣装のまんま、本当にライブやっちゃう感じとかも大好き!
The Gaslight Anthem
最後はやっぱりこのバンド。2018年にフェスで再結成を果たし、去年はワールドツアーを行なって本格再始動。こうなると新しい作品を期待しちゃいます。
活動休止前の最後の作品となった “Get Hurt” は、音楽性の変化からファンの間でも微妙な評価やったし、レーベルのリリースノルマにプレッシャーを感じながら制作したって本人たちも納得いってなかったぽいので、Brianのソロ作品の路線で原点回帰的な作品を作って欲しいです。
あとは、最近は事前に告知をしないサプライズリリースも増えてきたので、新作りリースの香りが全然しないアーティストのリリースも楽しみにしたいところ。
それこそ久しぶりのカムバックとなった Fireworks が、今年の1/1にアルバム “Higher Lonely Power” をリリースしてましたね。他のバンドには真似できてない、Fireworksならではの奥深さを噛み締めながら、何度もリピート再生して楽しんでいます。