雨続きの4連休。今日は一日中、家でダラダラと過ごしてました。
久しぶりに YouTubeでいろんなライブ動画を観てたんですが、その時に気づいたのが「いつも観る動画ってある程度決まってるよな」ってこと。前に記事で書いたように、生で観たことがないバンドのライブ動画は観ないっていう自分ルールが大きく影響してると思うんですが、新しい動画をどんどんディグるってよりは、気に入った動画を何度も観ることが多いんですよね。
それで、何度も観たくなる動画を他の人にも知ってもらおうと思い立って、記事にまとめてみました。
Modern Baseball の “Sports” フルセット
Modern Baseball は4ピースバンドのイメージが強いと思いますが、実はフロント2人のアコースティックユニットとして始まったんですよね。大学進学を機に2人ともフィラデルフィアに出てきてメンバーを募集してたのを、 Property of Zack(ずっと好きで見ていたアメリカの音楽サイト)が記事として取り上げて、早くメンバーが見つかるといいなと思ってワクワクしながらその経緯をチェックしていた記憶を鮮明に覚えています。
2人のアコースティックプロジェクトの集大成的にリリースされたのが1stアルバム “Sports”なんですが、そのフルセット動画がめちゃくちゃ素敵で。何が良いってアットホームな雰囲気。周囲の観客は全員が友達って感じのリラックス具合で、バンドにアピールする感じじゃなく他自らが楽しむ感じでシンガロングしてる感じとかもめちゃくちゃいいんですよね。
ちなみにずっとカメラが抜いてるステージ上手の集団には、Modern Baseball の他のメンバーも映ってますね。この時、すでに加入してたのかどうか、ずっと気になってるんですけど調べても分からないので、分かる人いたら教えてください。
Title Fight “Symmetry” のステージダイブすごいやつ
これはライブ映像に音源を当て込んだ動画。メロディックパンクやハードコアが好きな人は、全員一度は観たことあるんじゃないでしょうか。フロアの興奮具合に、当時の音楽に対する自分の熱量を重ね合わせれば、いつでもやる気を取り戻せます。
Dillinger Four の “Gainesville” at Gainesville
一番好きなフェスは?と聞かれたら、ノータイムで「FEST!」と答えるんですが、そんなフロリダの FEST のことを歌った Dillinger Four の名曲 “Gainesville”。2013年の FEST では1曲目に披露されたみたいで、イントロのギターがなった瞬間のステージ袖の人たちの反応に「わかるわー」となる映像です。
Time was wasted ~ から始まるシンガロングはマジで必見。ここの歌詞に共感して結局3回も FEST に行きましたが、まだ足りません。もっと歳を重ねて自分の時間に余裕が出来たら、毎年のように行きたいですね。
映っている人全員がカッコいい Survival のフルセット
まだ会場がリーズに一元化される前の時代のOutbreak Festival の映像。 Straight Edge を掲げながら実は結構早めにブレイクしていたなんて噂のある曰く付きバンドですが、メリハリがあってダンサブルな楽曲が好きで、今でもたまに音源を聞きたくなるハードコアバンドです。
この動画の魅力は、登場する人たちのほぼ全員がカッコいいこと。スポーティーなside to sideがトレンドやった頃あったなーって思い出すフロアのムーブもいけてるし、しょっぱなのボーカルの回転→マイク握り→吠えるのコンボとかヤバい。あと、2曲目の “Razor’s Edge” で、本来メロディーはないパートのシンガロングにメロディーが付いて、まるでプレミアリーグのチャントみたいになってるのもポイント高いです。
出だしのシンガロングが鳥肌ものの The Hotelier のフルセット
これまたFESTでのライブ動画。最近のFESTは、3日間の期間中に同じバンドが複数回プレイすることが多くなってて、「この日はこのアルバムのフルセット」ってのが事前に発表されてたりするんですが、確かこのときはフルセットって発表されてなかったと思います。
で、出だしのMCで今日は2ndのフルセットやるよーって言ってからすぐに始まる「オープーンザーカーテン」のシンガロング。もしそこに自分がいたと想像したら、絶対この興奮になるよなって景色が広がっていて、何度観ても心動かされます。フルセットなので全部を観るのは時間がかかりますが、ぜひ最初の2、3曲だけでもチェックしてみてください。
Brian Fallon と Chuck Ragan のセッション動画
最後はこのブログで何度も言及している動画。ライブ動画じゃなくてテレビ番組のセッション動画なんですけどね。映っている2人は The Gaslight Anthem の Brian Fallon と Hot Water Music の Chuck Ragan で、 Brian がメインで The Gaslight Anthem の “Great Expectations” をアコースティックで歌います。
Chuck Ragan のハーモニカや “Always waiting〜 “からの渋いコーラスの入り方など震えるポイントはいくつもあるんですが、一番テンションあがるのは、途中で Alkaline Trio の Warbrain の一節をうまく入れ込んでるところ。Warbrain の歌詞に Hot Water Music の曲名 “Trusty Chords” が登場するところがまたニクい。
ちなみに上に書いた情報は、今年リリースされた通称”アキオコンピ” を手がけたアキオくんが、物凄い熱量を持って教えてくれました。一つの作品や動画に対してあれやこれやと音楽好きな友達と会って話す機会が恋しくなりますね。
毎日大量の情報にアクセスできることになったことで、本来楽しみをもたらしてくれるはずの情報が、ストレスを誘引する原因になってしまうことが増えている気がするんですよね。
ブログの良いところは時系列によらない刺激を提供できることやと思うので、こういう全然タイムリーじゃない記事もどんどん投稿していきたいなって考えてます。