レコードを活用した新しいスタイルの Music Video の発想がイケてる

Photo from Record Music Video

少し前の話ですが。Record Music Video System という新しい仕組みを用いたミュージックビデオが公開されました。

そのミュージックビデオを公開したのは、マルチな活躍を見せる大阪出身のミュージシャン Shin Sakiura。ラッパー BASI をフィーチャーした楽曲 “komorebi” のミュージックビデオです。

上の動画がその新しい仕組みを使ったミュージックビデオなんですが、再生ボタンを押しただけじゃ何が何だか分からないと思います。

というのも Record Music Video とは、映像を再生しているスマホを再生中のレコードの上に置いて初めて観られるようになるビデオ。音楽が収録されていないのは、レコードを買った人がレコードを再生しながら楽しめるようにという配慮だと思われます。

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このイケてる Record Music Video というシステムを開発したのは、テックエンターテインメントレーベルを標榜する HYTEK というクリエイティブ企業。ウェブサイトにアクセスするだけでワクワクする企業ですね。

思いついてから実現には3年をかけたそうで、着想したことをちゃんと形にするってのは本当にすごいなと思いました。大枠では自分も似たような仕事をしているので、めちゃくちゃ刺激を受けましたね。

https://twitter.com/TakayaMitsunaga/status/1331471651490304003

 

ちなみに Shin Sakiura の “komorebi” は通常のミュージックビデオも制作されていて、この記事を書いている時点での再生回数は45,000回以上。一方で Record Music Video の方はまだ3000回ちょっと。公開時期に1ヶ月ほどの差があるとは言え、まだ画期的なシステムが楽しまれた回数が少ないのは、自分が関わってるわけじゃないのになんか悔しいですね。

でも逆に考えたら、そこまでニッチなものに対してすごい熱量をぶち込んで制作してるってことやし、それってやっぱりカッコいいよなぁって思ったり。うっしゃ、自分もやってやるぞ!っていう気持ちが湧いてきます。

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