若くしてその才能を開花させ、インディーロックシーンにおいて絶大な人気を誇るシンガー Phoebe Bridgers が、自信のレーベル設立を発表しました。
名前は Saddest Factory。もちろんインデペンデント系のレーベルで、自身が所属するレーベル Dead Oceans の傘下において活動していくようです。契約するアーティストはオールジャンルを考えていて、近々第1弾アーティストの発表が行われるそうです。
今回のニュースを伝える Billboard の記事によると、以前所属していたレーベルのマネジメントに不満を抱いていたことが、今回のレーベル設立に繋がったみたい。
インデペンデントなアーティストにとってもレーベルの存在は重要というのは身をもって体験していて、駆け出しのころに探していたアドバイザー的な役割を自身が担えるようになりたいという思いからレーベル設立を決意したとのことですが、まだ26歳ってことを考えると凄いとしか言いようがないですね。いや、才能に年齢は関係ないのはわかってるんですけど。
コロナ禍で様々なアーティストがプロジェクトを延期するなか、Phoebe Bridgers は6月にアルバム “Punisher” をリリース済み。存在を世に知らしめた1st “Stranger in the Alps” に続いて、これまた紛れもない名盤のやつです。
曰く、いいものが出来たら、それをできるだけ早くリスナーに届けたかったとのこと。アーティストである以前に生粋の音楽ファンとして知られる Phoebe ならではの考え方だなぁと思います。その考え方が反映されたレーベル、めちゃくちゃ楽しみですね!!
関連記事: Phoebe Bridgersがかつて組んでいたバンドの音源が公開される | PUNX SAVE THE EARTH -blog-