2020/3/29〜4/4の期間にリリースされたパンクやエモ、ハードコアなどの音源を紹介します。
Charmer “Ivy”
もはやネクストブレイクを約束された状態での2ndアルバムリリース。「楽曲の幅が広がった」という表現をよく目にしますが、まさにこのバンドのためにある言葉なのでは。最初に一周聞いただけでもインパクト大きいし、聞けば聞くほど旨味がでる、”スルメ with マヨネーズ”盤です。
Violent Soho “Everything is A-OK”
オーストラリアで確固たる人気を築いてきたインディーパンクバンドがついにアメリカのPure Noise Recordsと契約して全国デビュー!The Smith Street BandやCamp Copeが好きな人はぜひチェックを。
Pictures of Vernon “bug”
サプライズ気味にリリースされた1stアルバム。これまでの”ピロピロエモ”を見事にやめて、今風のサウンドでさらっと仕上げてきました。最初は戸惑いを感じつつ、これがかなりいい!いわゆるWeezer-Coreの流れを汲んだまろやかインディーポップです。
SPORT “Live 2015 @ Sonic”
すでに活動休止をしているフランス・リヨンのSPORTが、ライブアルバムをリリース。地元で2015年に行ったライブの音源が収録されていて、お世辞にも音質がいいとはいえないんですが、それでもグッとくるのは、あの凄まじきジャパンツアーを体験しているからなのかな。
Cayetana “not what we meant”
こちらも活動を辞めたバンドですが、コロナウイルスの感染拡大を受けて急遽コンピアルバムをリリース。最新作に収録されてる曲のデモ音源や未発表曲が収録されています。
ちなみに、ジャケットでベットの上で飛び跳ねている人は、メンバーのお母さんであり看護師さん。このアルバムの収益はフィラデルフィアで医療に従事する人へのマスクを寄付するお金に使われるとのことです。
Slow Crush “Reel”
ここ日本でも知っている人は知っている、ベルギーのシューゲイザーバンドの2曲入りシングル。世界観を感じる美しい系のサウンドで、癒し効果も抜群です。
不安やストレスに押し潰されそうな毎日が続きますが、そんな状態をこれまでも支えてくれたのは音楽だったって人、結構多いと思います。
不本意にも自由な時間が増えてしまった人は、これを機に新しくリリースされた音源を片っ端からチェックしてみてはどうでしょうか。