ニュージャージーのEmo/Punkプロジェクト、Save Faceの新曲”Bummer”がフィーチャーされたミュージックビデオが公開されました。
めちゃくちゃ楽しそうなビデオに仕上がってるので、記事にしちゃいました。
まずはミュージックビデオをでーんと貼っておくので、まだ観てない人は記事を読む前に一度観てみてください。
この曲は、9/12にPure Noise RecordsとEpitaph Recordsから共同リリースされる予定のGraduating Lifeとのスプリットに収録される曲です。
ね、楽しそうでしょ。ビデオには、Save Faceの主催メンバーTyler以外に、スプリットをリリースするGraduating Lifeを構成するMom Jeans.やJust Friendsのメンバー、さらにはWanderやその周りのいわゆる”西海岸インディーパンククルー”が一気に登場しています。
撮影に使われているのも、Mom Jeans.やJust Friendsが普段練習に使っているクルー部屋らしく、こんな場所があったらめちゃくちゃ楽しいやろうなって想像も込みでニヤニヤさせてくれますね。
ちなみに、Save Faceは前作リリース時は4人組のバンドでしたが、そもそもTylerのソロプロジェクトで、リリースごとにバンド編成を変えています。今は、Mom Jeans.のAustinとJust FrinedsのMattがメンバーとなっているようです。(まだどこにも公開されてない情報かも)
このクルー感、言ってしまえば内輪ノリなんやろうけど、こういうのが一番楽しいんよなーってのを改めて思わせてくれました。その結果、夜中にこんなツイートしたら思いの外、みんなに共感されたっていう。
内輪ノリって、どうしてもネガティブな意味合いで使われがちな言葉やけど、もっとポジティブな側面も強調されるべきよなーってぼんやりと思ってて、それはまた何かの形でまとめたいなって思ってます。
結局「内輪ノリ」って呼ばれるものに勝る楽しさってないんよな、多分。その楽しさの渦を、どうやって拡げていくかが大事。渦は大きくある必要はないし、ところどころ干渉し合っていびつな形になってもいい。
— Satoshi Matsumura (@3104punx) August 27, 2019
あと、ミュージックビデオだけじゃなくて、曲自体も個人的に興味深い仕上がりになってます。きっと、同じ感想持った人多いと思うけど、これ、ギターのメロディーとか後半のギターかき鳴らす感じとか、完全にWeezerの”Sweater Song”を意識してますよね。
スプリットをリリースするGraduating Lifeや、Just Frinedsのメンバーが元Joyce ManorのメンバーとやってるSnoozeなんかは、初期Weezerを意識したサウンドをやることからWeezer-Core(詳しくはコチラを参照)なんて呼ばれています。
もともと骨太でミドルテンポなロックサウンドをやっていたSave Faceやけど、ツアーを通して西海岸インディーパンククルーと繋がることで、今回の”Bummer”のような曲が完成したのかなーって思うと、クルー感がどんどん広がっている感じがして、勝手に嬉しくなりました。
ちなみに、Mom Jeans.やJust Friendsあたりのクルー感が大好きな自分は、個人的なディストロPajammin Distroでこの周辺のバンドの音源をたくさん扱っています。もちろん音楽的にも最高なので、ぜひストアをチェックしてもらえると嬉しいです!
Link : Pajammin Distro