何気なくXを眺めていたら流れてきたTOWER RECORDS MUSICのサービス終了のお知らせ。
なんでも2025年3月31日をもってサービス終了となるらしい。
このニュースを見たときの最初の反応は「はてさて、TOWER RECORDS MUSICとは?」だった。ちゃんと名前を知らないだけで、そういう音楽ニュースメディアを運営したのかなってのが次に予想したこと。
で調べてみると、なんとタワレコが手がける音楽サブスクサービスでした。そんなんやってたんかい!
タワレコとレコチョクが運営する音楽サブスクサービス「タワーレコードミュージック」で、人気曲や最新曲を定額で聴き放題&ミュ…
月額料金は980円とSpotifyと同等、さらに学生プランなら480円というお得感。レコチョクと一緒に運営していて、聞ける曲はJ-POPを中心に1億曲以上、さらにトークのプレイリストなどオリジナルコンテンツもある。うん、それなりに喜んで使うユーザーはいてそう。
でも結果はサービス終了。いや、だってほとんどがSpotifyかApple MusicかAmazon Musicのユーザーやもんね。YouTube Musicも一定数ユーザーはいるんやろか。LINE MUSICってのはどうなんやろうと思って調べたら、まだサービスは運営されてた。
タワレコ自体経営は大丈夫なのかと思って調べてみたら、実は今年最高収益やったっていうニュースを見つけた。なんでもイベント会場としての利用やそれに付随する売上が好調の要因らしい。
コロナ禍での赤字を経て、今年2月期の収益はCDが一番売れていた時期を上回る金額なんだとか。だから今回のTOWER RECORDS MUSICのサービス終了は、経営がヤバくなったわけではなく、集中と選択を行った結果ってことやと思う。
人やお金が集まるところにはコンテンツがどんどん集まって、そうじゃないところはどんどん手薄になる。持続可能であり続けるためには、悲しいかなそうなってしまうんやろうけど、自分はニッチな部分の音楽が好きやし、収益とか度外視で熱量だけで持続可能であり続けたいな。